つぶやき、遊び・仕事・日常

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あなただけの「一」

2021-09-14 06:38:27 | 日記
墨彩画家(ぼくさいがか)なる、職業と言うか肩書と言うかがあるんですね、初めて知りました。
そしてその職業?の、ひろはまかずとしさんがこんなことを述べていた。
教育と言うものの大事さが伝わってきました。

◆あなただけの「一(いち)」をひたすら書きなさい
 実は私は、子供のころから字が下手でした。
 普段書く字はもちろん、書道も絵も通知表の評価はいつも1か2でした。
 そういう人間がいま、墨彩画家としてたくさんのファンの方々に恵まれ、一定の評価を得ています。
 書家や画家の方から一度も非難を浴びたこともなく、むしろそういう方々の中にも私のファンはいらっしゃいます。
 この事実は、とても大きな教訓を含んでいると思うのです。

 中学時代のある日の書道です。
 一人20枚ずつの半紙が配られました。
 その日は、「横棒の一だけを書きなさい。一に決まりはありませんから、何も考えずにあなただけの一を書きなさい。
 文字はすべて、この一の組み合わせでできています。
 だから、素晴らしい一を書ける人に素晴らしい字が書けないわけがありません。
 書けないのは、恰好いい字を書こうとか、見本通りに書こうと思うからで、
 一本一本思いを込めて書くだけで、自分にしか書けない素晴らしい字が出来上がります。
 このことは、人間の生活すべてに当てはまることなんですよ。」
 その先生の言葉が、いまの私の生活や人生を支えてくれていると思います。

 →いい話ですねぇ。おいらもそんな先生に出会っていたら、もう少し違った人生になっていたかもしれませんね。