つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

悩みの実態はこうだ

2022-11-09 06:56:26 | 日記
人生において、日々に何かの悩みを心に宿すほど不快なことはないですよね。
それを、人間として当然な心の状態と勘違いしていないか。
悩みがない人は、知的レベルが低いか、鈍感な人間だと思っていないか。
中村天風師は、人間の悩みは単純なもので、「取越苦労」か「消極思考」の何れかであると断じ、
己の心を整然と省察すべし、と説いておられる。
そんなところに到達すれば、もう人生の悩みはなくなるはずだ。
もう少し詳しく聞いてみた。

◆潜在意識を実在意識とすべきではない
 悩みという心理状態は、発作的に偶発するものではなく、そこには必ず「取越苦労」か「消極思考」が存在する。
 「取越苦労」とは、実際には起きていないことを、あたかも起きているかのように心の中で思い悩むことを言う。
 次いで「消極思考」とは、恐怖・悲観・嫉妬・憎しみなどの感情に悩む思考のことで、
 その結果、心が悶々としたこととなるのだ。
 そういったネガティブな思考が、人の潜在意識にまで浸透して、
 潜在意識に宿っているネガティブな観念要素を実在意識としてしまうのだ。
 その結果、我々の心が具体的に思い悩むことになるのだ。

 →う~ん 話を聞いてもどんどん難しくなってしまうようだ。
  なのでここは、なんでもあまり思い悩むなという、端折った受け止め方にしておきましょうか。