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世の中は理不尽で不平等

2022-11-30 06:47:29 | 日記
ブックライターの上阪徹氏の言葉にいろいろと考えさせられた。
氏自身も著名な大学教授に指摘されて、思索が深まったそうだ。
人は、ドストエフスキー(ロシアの文豪)を必ず読むべきだそうだ。

◆そもそも世の中は理不尽で不平等なもの
 ドストエフスキーの小説には、人間というものがすべて詰まっているらしい。
 人間が生きる世界が、いかに理不尽で、無慈悲で、不平等で、不合理で、残酷なものであるかが語られている。
 それを理解して生きるのと、まったく理解しないで生きるのとでは、人生が大きく変わっていくのだ。
 何か苦しいことがあったとき、人は思ってしまう。
 どうして自分だけがこんな目に遭わなければならないのか。
 こんなに努力しているのにどうして結果が出ないのか。

 だが、そもそも人生は不公平で理不尽なものだと認識していればどうだろう。
 生きていくことの前提が変わるのです。
 生きていくことは、そもそも大変なことで、ラクして生きられることはありえないのです。
 努力が必ず報われることなどはないのです。
 そう思うようになれば、そのつもりで行動ができるものです。
 自分や自分の行動に納得ができ、その認識が行動を改善し、結果をも大きく変えていくのです。
 世の中には期待しない。
 その覚悟だけでも、人生は変わります。

 →厳しい指摘ですが、自分にとって都合よく世の中や他人に期待してはだめなんでしょうね。