ビートたけしは、母からの言葉も踏まえて、こんな風に言っている。
世の中に楽して稼げる仕事はなく、苦労してこそ仕事の面白さを知れるもの。
そしてそれは、昔も今もちっとも変っちゃいないと。
◆苦労は必要なものか
育ったのは、子供にとって苦労の多い時代だった。
子供が自分の意志でやりたいという仕事に就くのは難しかった時代だ。
親に自らの夢を語っても、そんな夢をみていないで勉強せよでおしまいだったな。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがあるが、たしかに苦労は人を成長させる。
今の親は、子供には苦労をさせたくないと思うようだが、
昔の親の考えかたの苦労は結局は子供のためになる、とおいらは信じているぜ。
→たけしに限らず、多くの人々が同様に育ってきたと思います。
そしてそんな時代は振り返ってみれば、たしかに役に立ったかもしれません。
それでもできれば、苦労はしたくないし、子供には苦労をさせたくないと考えるのは凡人なのかな。