日本人は、自分の身体の不調に敏感すぎると指摘するのは、和田秀樹先生だ。
高齢者になると、これがさらに強くなるらしい。
なので、こんな問題行動も起きてしまうそうだ。
◆病気探しという病(やまい)にかかる高齢者
できるだけ病院に行かず、検査も受けないのが、最高の養生です。
近年のコロナ禍は、高齢者の体調や精神に大きな悪影響を及ぼしたそうだ。
その大きな原因が引きこもりです。
外出をできるだけ避けて、人との接触を減らす、散歩する機会も減少し、運動不足が顕著なものとなりました。
これでは、体調不良となるのは当然です。
そこで病院に行き、なんだか調子が悪い、どこか病気ではないでしょうかと聞く。
調べても特に悪いところはない。
いやそんなはずはない、どこか悪いはずだとばかりに、他の病院をあたる。
なんらかの病名を聞くまで安心できないかのようだ。
そんな行動はまったく無意味です。
自分の体調に神経質にならず、心も体も開放して、普通に活動することが私(和田先生)は最高の養生だと考えています。
→健康な時はそれがよくわかるのですが、体調が悪いと弱気になって、病気かな?
と思うのは仕方がないような気もしますが・・・