田内学氏の「きみのお金は誰のため」を読んだ。
15万部も売れているそうだから、多くの方々も目にしたことだろう。
この書で、いろいろなことを学べたし、多くの気づきも得られた。
なので、何回かに分けて自身で確認しながら、みなさんとも思いを共有したいものだ。
◆知恵は育てるものであって覚えるものではない
グローバルな過剰流動性相場なんて言葉を覚えても意味がない。
単に世界でお金が余っている状態のことだ。
何かを覚えたり、知恵の実を食べて賢くなるわけではない。
自分で調べて、自分の言葉で深く考えて初めて知恵となるのだ。
「経世済民:けいせいさいみん」、世を収めて民をすくうという意味だそうだ。
それを略したのが経済だ、一般的には金銭を伴う活動の意味で用いられるようだが。
本来経済とは、みんなが協力して働いてみんなが幸せになることをいう。
ラーメン一杯にも、小麦を生産する人・味噌醤油を作る人・豚を飼う人・それらを運搬する人・
ラーメンを作る人など多くの人が係って、それぞれにお金を得ている。
徐々に明らかになっていくのだが、このお金というものは、みんなが幸せになるためのツールなのだ。
→お金の限界と、その役割が少しずつわかってきました。断続的に続きます。
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