昨日に続いて、田内学氏の「きみのお金は誰のため」からだ。
世間ではよく、お金があれば大概のことは解決する、なんていいます。
それはまあ、大きな間違いではないのですが、もう少し考えて受け止めるべきらしい。
深く考えると、こういうことに気づかされる。
◆お金は単なるツール(ただし役割を持つ存在)なのです
問題を解決するのは、お金自体ではなく、お金を受け取る人々なのです。
→たしかに、食事をするのも電車に乗るのも宅急便を送るのも、お金がやってくれるわけではありませんよね。
誰かがおいらの代わりにやってくれるのです。
お金が商品に変わるのではなく、自然資源に無数の労働が結びついて商品となっている。
→ということは、支払ったお金は、無数の労働者に渡るということなのかな。
お金の力は、選ぶ力。
→おなかが減ったのでラーメンを食べたい、そんな時にラーメン店に行けばお金は解決してくれますよね。
一人一人が、この社会を形成している。
→そうかそういうことなのか、みんながお金を媒体にして、助けたり助けられたりして生活しているのか。
普段あまり意識していませんでした。
いい本だと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます