「生き方をつかむ」とは、日本語的にはちょっと・・とも思われる表現だ。
だが中村天風師の話を聞けば、そんなことはどうでもよくなる。
その言葉を、自分にどう取り込むかだけを考えるべきなのだろう。
◆信じることから生き方がつかめるもの
疑いの方から考えようとすると、自分というものが小さな存在になってしまう。
たしかに、既存の考えを疑うことにより、科学文明は発達した、それは間違いのない事実だ。
だが、人間の生き方とはそういうものではない。
自分の生き方を疑って、疑って、疑いぬいてそのうえで正しい生き方はこれだ、と定義するならば人間は萎縮するしかない。
人間とは、生命が躍動する心身一如の存在だ。
生まれながらに本性が備わり、宇宙霊とつながった生命体なのだ。
だから、疑うこととは正反対の「信じる」ことから始めるべきだ。
そうすることで、生命力あふれる生き方に欠かせない信念や勇気を得られるのだ。
そして、自分自身の生き方をつかむことができるだろう。
→う~ん ちょっと難解だが、「自分自身を信じて進め」と端折って理解しておきます。
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