実業家の故正力松太郎氏、元警察官僚にしてメディア王、国会議員も務め、読売巨人軍オーナー、
そこまでは知っていたが、米国CIAの協力者でもあったそうだ。
まあずいぶんと多くの顔を持った男だったようだ。
そんな彼の言葉のひとつがこれだ。
◆ねたみや反感や誤解されるのが嫌だったら、何もしないで役に立たぬ人間になるだけだ
なるほどこの言葉を聞いて、彼が多くの人から反感をかっていた理由が分かったような気がする。
彼には彼の信念があったのだろう。
自身の信ずるところによって、暗号名「ポジャクポット」として、CIAの協力者となったのだろう。
日本に原子力発電所を建設するにあたって、奔走もしたらしい。
それらの行動には賛否は当然にある。
だが、戦後彼ほど大きな足跡を残した人物は思い当たらないのも事実だ。
みんなの話をとてもよく聞き、同意や合意を得てからしか行動しない総理大臣より、
よほど真剣に国の将来を考えていたのかもしれませんね。
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