書物の中でしか存じ上げない方だ。
元帝国陸軍大本営作戦参謀にして、伊藤忠商事在籍、さては中曽根総理の総理参謀まで務めたそうだ。
戦争・ビジネス・政治とあらゆる分野で活躍したとも言える存在だな。
そんな彼は、情報のプロとしても知られ、こんな言葉を残している。
◆情報の価値というのは、情報の素材そのものじゃない、それを見る人間の問題なんですな
たしかに、同じ事柄を見聞きしても、その後の行動はひとにより異なるものだ。
情報は、それを見る人間によって、価値が変わるということなのだろう。
他人と同じ行動や同じような発想では、他人と違う結果を得ることは難しいものだ。
そんな氏にはこんな言葉も知られ、こちらはおいらにもうれしい言葉だ。
部下からの報告のシーンだ。
「報告は紙一枚、論点は3つに集約し、3行で済ませろ!!」
事前に十分に練った報告であることはもちろん必要だが、紙一枚ならおいらもわりと得意だ。
こちらは、情報の処理に関する時間を有効に使うためだったのだろうか。
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