興味深い対談だった。
それは高齢者医療の専門家の和田秀樹医師と、87歳のデイトレーダーの藤本氏だ。
藤本氏は、たしかに株式市場でのトレードによって数十億円という利益実績を上げている。
だが、所詮は市井の民に過ぎない。
和田先生は、そんな氏の語りを決して遮ることなく肯定し、そして次の語りを引き出している。
◆藤本流はこうだ
これしたいと思ったら、すぐに行動するのが藤本流です。
高齢になったら、今日が一番元気なんです。
健康でいられなくなるリスクは、高まるばかりなんだから、やりたいことは今すぐやるんです。
うまくいかないときは、意地を張らずにそれを受け入れる、株も同様なんです。
株は、材料(事件・ニュース)で動きます。
そしてそれよりも大事なのは、材料を受けて世界の人々がどう受け止めるかということなんです。
自分の考えは大事だ、だがそれよりも大事なのは、他人がどう考えるかということなんです。
だから、自分の頭はもちろん働かせます。
そして同時に、人生経験をフルに生かして、他人の考えや行動を先読みするのです。
私(藤本氏)は、こうして生き残ってきたし、利益を積み重ねてきました。
→少しだけでも真似たいものです。
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