つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

人の本性

2022-09-10 06:59:34 | 日記
誰だって、社会生活を生きていく上では仮面をかぶっていると思う。
なぜならば、自分の本性を常にさらけ出していたら、たぶん周囲からひんしゅくを買うからだ。
それ自体は悪いことではないし、ごく普通のことだと感ずる。
だが、できれば他人の本性はこっそりと覗き見してみたいものだなんてことも考える。

身の振る舞いにこそその人の本質がにじみ出る
 17世紀英国の哲学者ジョン・ロックがこう看破している。
 「人が何を考えているか最もわかるよい方法は、彼らの行動を見ることだ。」
 つまりは、自分の生き方を確立すべきということだ。
 
 休日を有意義にするためには好きな本を読んだり、好きなものを食べたり、自然を楽しんだりすればいい。
 人を恨んだり、妬んだりしているヒマなんてないはずだ。
 自分の生き方を前提とし、正しいと思われる目標を立て、それに向かって進めばよいだけだ。
 
 反対に目標もない、自分の生き方も自信がなく確立できない人は、だからこそ他人が気になる。
 そういう方々は、正しいかそうでないかはわかりませんが、目標を掲げるべきです。
 自分の生き方を前提にすれば、他人はあなたの人生に全く関係はしないことがわかります。

 →そういうことのようです、他人とは係りなく自分の目標を設定し、
  それに向かって行動すればよいだけのようです、
 
 
 

一度谷に降りる

2022-09-09 06:48:01 | 日記
趣味と言うほどではないのだが、近郊の低山の山歩きを時々楽しんでいる。
愛知県は尾張平野が広がっているので低山ばかりで、たぶん長野県境の三河地方の茶臼山(1415m)が最高峰だ。
名古屋市からは、岐阜県境の春日井三山(道樹山・大谷山・弥勒山)が近く、こちらは標高437m程度だ。
運動不足を感じた休日に、2時間ほど時間をかけて三山を縦走(ちょっとオーバーかな)するのだが、
その経験が、こんな言葉で生き生きとしてきた。

一度谷へ下りないと次の峰には行けない
 小説家の宮本輝氏は、パニック障害を患わっていたそうだ。
 だが、数多の精神科医はこれを改善することは出来なかった。
 そのなかで、ある精神科医は子供時代からのことや、家庭環境やら過去の出来事をじっくりと聞いてくれた。
 そして、これはモーツアルトやアインシュタインも同様に悩んだ、天才だけがかかる「不安神経症」と診断された。

 パニックが起こる。
 それ=悪いことが起きるのは、思いがけずに善いことが訪れるための必要な前段階なんだそうです。
 一つの山(道樹山)の頂上から次の山に登る直線の道はない。
 一度谷に降りて、そして大谷山を目指して登る。
 さらにまた谷に降りて、そして弥勒山(最高峰)を目指す。
 当たり前のことかもしれないのだが、一度谷へ下りないと次の峰には行けないのです。
 これは道理であるかもしれませんが、大きな示唆を含んでいると感じました。
 目標へは、一直線にはなかなか到達できず、上がったり下がったりしながら少しずつ近づくものなんでしょうね。
 
 

子は望まれてこそ

2022-09-08 06:45:29 | 日記
以前からずっと言われ続けていることだが、日本の少子高齢化傾向が続いている。
だから、こんな時代に生まれてくる子供は社会全体で慈しんで大事に育てていきたいものだと思う。
だが、そんな生まれてくる子供たちには、周囲からはこんな風に思われているという4つのタイプがあるという。
聞けばある種の恐怖さえ覚える学説だ。
ザルツブルグ大学のゲルハルト・ロットマン博士の研究だそうだ。

◆妊婦はこんな4つのタイプに分けられる
 ①妊婦自身も周囲の人達も妊娠出産を喜んでいる。
 ②妊婦自身は喜んでいるが、周囲は歓迎していない。
 ③周囲は歓迎しているが、妊婦自身は生みたくない。
 ④妊婦も周囲も歓迎していない。

 ①の子供は肉体的精神的に健康だし、出産もおおむね安産なことが多い。
 ②の子供は二面的な価値観を持つ、つまり裏表のある人間になりやすいそうだ。
  そして、なぜか胃腸に問題のある子が目立つ。
 ③の子は早産や低体重児の割合が高くなる。
 ④の子は感受性に乏しく、無気力な子が多い。

 あくまでも傾向なのだが、なぜそうなるのか。
 母が子を産むのは出産後ではないらしい、胎生4か月ほどから目・耳・口・舌といった器官が完成してくる。
 だから、母親の五感が子に伝わるし、感情によるホルモン分泌がやはり胎児に影響する、
 母親の考えていることや、感じていることは、胎児はみんなわかっているのだ。
 子はそれらを全て自らの身体で受け止めて、そして生まれてくるのだ。

 →そういうことだったんですね、一人でも多くの子供たちが周囲に望まれて生まれてもらいたいものです。

運と努力(渡部昇一氏的)

2022-09-07 06:42:39 | 日記
上智大学名誉教授にして、数々の著作を世に送り出している渡部昇一氏の言葉に惹かれた。
氏によれば、運と努力と勉強は不思議な繋がりがあるという。
それは、氏の体験も踏まえて感じとったことらしい。

◆ 夏休みに実家に帰ったら父親が失業していた=学費支払い絶体絶命
 入学早々の一年生の夏休みだ、今年度の授業料の支払いは済んでいるが、来年度以降はもう支払えない。
 もう特待生になって、授業料免除になるしか学業を続ける道はない。
 そこで毎日朝5時に起きて、水をかぶって一所懸命勉強しました。
 その結果、なんとか二年生・三年生・四年生と特待生を取り続けられた。
 
 途中は端折るが、ドイツ語も勉強しました。
 そしたら、ドイツ留学もあっさり決まってしまった。
 今までの一つ一つの地道な努力が、不思議な具合に偶然繋がって生きてきたようです。
 まぁ、天から梯子が降りてきたような感じなんです。
 天というのは不思議なもので、一度梯子を下すと、そんな下す癖がつくようなんです。
 ただ神様は、憂鬱な人は嫌いみたいです。
 だから、憂鬱にならず、虫のいいことを考えて、前向きに好きなことをコツコツとやればいいんです。
 でも、通常業務はさぼってはだめですよ、
 仕事は人一倍やりながら、内発的にやるべきことはきちんとやっておくべきなんです。

 →虫のいいことを考える=わかるような気がします。
  思いがけず幸運な状態になっても、すぐに対処できるように普段からシミュレーションしておくということでしょうか。
  もちろん空振りは多いのでしょうが、いざその場面になったときに即座に対処できるのかもですね。
  人はこれを自信過剰というのかもしれませんが・・・
 
 

一生ヒマなし

2022-09-06 06:43:20 | 日記
おいらは、あまりそんな気持ちになったことはないのだが、落ち込んでるときに効く言葉があるそうだ。
そしてそれは、にんにく注射やプラセンタ注射よりも役立ちそうだ。
富増章成氏の著作からだ。覚えておこう。

◆悩みに効くのはアリストテレス
 頑張ったって意味ないしとか、先が見えてるからやる気が出ない・・・
 人生がつまらない、自分の存在意義がわからない・・・
 そんな悩める人たちへのアリストテレスの言葉がこれ。
 このギリシアの哲学者は、「人生がむなしいのは人生の究極の目的がわかっていないからだ」と言う。
 反論もあるだろう。
 いやぁ目的がないから困ってるんですけどとか、目的が到底達成できそうにないから困ってるとか。

 ロゴス「理性」を働かせることが楽しい。
 彼は、人生の幸福は、生まれつきの資質や後天的な能力で決まるものではなく、
 生き方の「質」でこそ決まると考えたそう。
 そしてその質とは、現実活動の質で決定すると考えた。
 つまり、どうやって自分の能力を最大限に発揮して生きるかこそが、善く生きること=幸せへの道なのだ。
 そして善く生きるとは、「名誉」・「悦楽」・「観想」が候補に挙がるが、
 彼は、「観想」=考えたり知識を増やしたい、ことこそがそこに通ずるとしました。

 →なるほど、自分は何のために生きているのか?なんて考えに至ったら、
  知性を働かせて考えていなかったんだと受け止めればいいらしい。
  どうやら「知ることや経験すること」を趣味にすれば、一生ヒマしないということなんだな。
  適度に働いて、人生一生物見遊山でもいいのかな。