「北の国から」で有名な脚本家倉本聰氏の言葉だ。
氏は、批評家とかコンサルタントとかを指して「彼らはいつも対岸を歩いている」と言ったそうだ。
それは、事が起きたときに安全な場所から号令を出すだけの仕事ぶりを指したものだろう。
だが、たとえ対岸を歩いていても、此岸に移って火中の栗を拾える男もいるようだ。
◆名監督の評価が定まっているわけではないが、栗山英樹という男
現役を終えて、20年間も野球評論家として活動していた。
つまりは、対岸を歩いていた男だ。
そんな男が、いきなりファイターズの監督に抜擢された。
多くの識者は、いきなりこちら側でチームを率いることは困難だろうと予想した。
だがそんな予想に反し、就任一年目で見事にリーグ優勝に導いた。
何がそうさせたのか。
彼はこう言う。
たしかに野球評論家は解説したり批評をしたりしています。
でもそれは、伝えることがその場における自分の仕事だと思っていたからです。
だから、立場や肩書は向こう側の人に見えていたのかもしれません。
それでも現実の僕の意識は、いつもこちら側にあったのです。
つまり、どんな時でも常に当事者意識で物事を判断していたんだと思っています。
そんな経験が、初めての監督生活にも生かされたのだと思います。
→立派な自己認識だと感じます。
なお、MLBで活躍中の大谷翔平選手をドラフト指名し、入団を決断させたのもこの男です。
※まだ旅行中です
氏は、批評家とかコンサルタントとかを指して「彼らはいつも対岸を歩いている」と言ったそうだ。
それは、事が起きたときに安全な場所から号令を出すだけの仕事ぶりを指したものだろう。
だが、たとえ対岸を歩いていても、此岸に移って火中の栗を拾える男もいるようだ。
◆名監督の評価が定まっているわけではないが、栗山英樹という男
現役を終えて、20年間も野球評論家として活動していた。
つまりは、対岸を歩いていた男だ。
そんな男が、いきなりファイターズの監督に抜擢された。
多くの識者は、いきなりこちら側でチームを率いることは困難だろうと予想した。
だがそんな予想に反し、就任一年目で見事にリーグ優勝に導いた。
何がそうさせたのか。
彼はこう言う。
たしかに野球評論家は解説したり批評をしたりしています。
でもそれは、伝えることがその場における自分の仕事だと思っていたからです。
だから、立場や肩書は向こう側の人に見えていたのかもしれません。
それでも現実の僕の意識は、いつもこちら側にあったのです。
つまり、どんな時でも常に当事者意識で物事を判断していたんだと思っています。
そんな経験が、初めての監督生活にも生かされたのだと思います。
→立派な自己認識だと感じます。
なお、MLBで活躍中の大谷翔平選手をドラフト指名し、入団を決断させたのもこの男です。
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