明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
m(__)m
さて、それでは早速暮れに前振りした
デッキの施工から始めましょうか
まずは、年明け早々穴掘りです。
と言っても、以前にやったパーゴラやガゼの時の様な
深い穴を掘る必要は有りません。
図面を参考に、束石の位置を決めて
束石より少し大きめに250□程度の穴を掘りますが
建物の基礎が当たる部分は穴の位置をずらして掘っておきます。
穴の深さは、絵の様に地面の表皮を剥がす程度(4,5Cm?)だけ掘って
束石の水平を出しやすくするのと、位置が変わらないように
固定出来る程度で大丈夫です。
で、穴の底を平らに均し固めて、束石を置いて水平器を置いて
束石の上の面が水平になっているかを確認調整しながら
一ヶづつ並べていきます。
文字で書くと簡単な事ですが、実際にやるとこれがデッキの施工の中では
一番大変な仕事ではないかと思えます。
なので、まずここを慌てず急がずで丁寧に仕事しましょう。
(私はこれが嫌いでしたが)
てな事で、束石が全部据え付けられたら本当は暫く放置する方が良いです、
と言うのは、束石を据えた穴は今掘り返した土を使って底を均しただけなので
浅いとはいえ多少沈むわけです、これが均等に沈んでくれればまだましですが、
場合によっては束石が傾いて来たり、束が浮いたりします。
遠い昔、材木屋でこの手の仕事を本職としていた頃に
とある現場で造園の都合と、納期の都合で
造園屋さんが庭に客土(買ってきた土)を≒1m前後の高さまで入れた所で
施工したことが有ります。
造園屋さんは添圧(圧力を加えて地面を固める事)してあるから大丈夫
と言うので、ならばとばかりに施工しましたが案の定
完成後に一雨降っただけで軽い土砂崩れ状態になり
束石が沈むどころか、地面ごと崩れ落ち
デッキは傾きでひどい事になった事が有ります。
なので、特に新築の家でこのような物
(デッキに限らず基礎工事が必要な物)
をDIYする時は十分留意して施工しましょう。
てな事で、本日はこの辺で失礼いたします。
再度、今年もよろしくお願いします。m(__)m