と言ってはみたものの、あまり使ったことがないので
ハッキリしませんが、今回のレベル出しは
デッキ一号の時に少し紹介したこの手の
レーザー兵器を使ってみようと思います。
機材自体の細かい使い方は其々のマニュアルにお任せするとして
作業としては、基本 水管と同じです。
墨出しが終ったあとで、手前に積み上げて有る材料の上にでも
レーザー兵器を据えて、可能なら絵の様に目標の高さに
レーザーが当たる様に機材自体の水平も含めて調整しますが
(絵の赤い線が見えるかな?)
高さは、無理に合わせる必要は有りません。
要は、水管の中の水面の高さが、レーザー光に変わっただけで
やる事は、水管の時と同じです。
絵では、壁に当たっているレーザー光だけしか描いていませんが
光ですから、土間コンの上の何もない空間にも当たっている訳です
なので、この光の位置を、地墨(土間コンの上に打った墨)のクロスした
束の位置で測ってやって、それにレーザーの位置と
デッキの仕上り高さを±して、更に床板の厚みと、根太の大きさを
引いてやれば束の長さが出ます。
で、裏技とまでは言いませんが、ここで一工夫
レーザー迄の高さを測る時に、スケール(コンベックス?巻尺?)だけを
伸ばして立てても、ブラブラしたり、折れ曲がったりで安定しません
なので、1m位の棒に養生テープなどでスケールを張り付けて使うのですが
ここまではわりと普通に思いつく事ですが
どうせやるなら、床板と根太の分127mm(≒130mm)の引算を
物理的に(大袈裟JARO)やっておけば、更にらくちんです??
要するに、棒にスケールを張り付ける時に、棒の先端から
130mm離れた所をスケールの0として張ってやれば良いだけです
で、スケールの先端が有る方を下にして、棒を土間コンの
束の位置に立ててやれば、あわよくばそのまま束の長さが
測れる事になります。
(最初にレーザーの高さを予定高に合わせて有ればね)
てな事で化学の力を使ってレベル出しをしてみましたが
一号の時に既に書いたように、屋外でレーザーを使うのは
天気のいい昼間はチョッと難しいのではと思います。
夕暮れ時、少し薄暗くなり始めたころなら良いですが
よっぽどお高い機材でないと・・・チョッと???
と、今日はこの辺で
では明日までにレベルを出して、束の長さを計算しといて下さい。
m(__)m