昨日一様レベル出しも終わって(本当に?)
束石其々の高低差を取って、束の長さも
算出できたと思います。(多分?)
なので、次は今回のデッキで唯一「加工」
と言えそうな束を作っておきます。
基本形はこんな感じです。
先にも書いた2x4が真ん中に挟んだ材料で
両サイドに1x4をビス止めして有ります。(ビス描いてないけど)
「わざわざ張り合わせんでも?」と思うかもしれませんが
こうしておく事で束自体が安定して自立しますし
このスリット部分へ根太を咬みこませて横から
ビスを打つことで施工を簡単にすることが出来るので
やっておいて損はないと思います。
2x4の部分は昨日説明したように
今回UPした図面で言うと、基本148mmの長さで
これを基準に束石の高低差分を+-して長さ切りします
1x4の方はこの2x4の長さ+≒85mm程度伸ばしておきます
根太が89mmですからそれ以上伸ばしちゃだめですよ!
後、特別な束が3ヶ有ります。
全体の絵で見て最右翼の3ヶ所です。
ここの束には、幕板が当たって来る事になるので
これも前もって加工しておきます。
こんな感じになります。
真中の2x4は、他と同様に算出した束の長さに切って
絵で見て左側、建物よりの方の1x4も先ほどと同じように
2x4の長さ+≒85mmでOKですが
右側の1x4は見ての通りで2x4より短くなります。
これは、幕板が仕上りの床高と同じ高さになっているためで、
床板の厚み+根太の背が、幕板の背の140mmより小さい
127mmになるからで、構造的にも何の問題もないので
素直にその差分13mm、2x4より短い1x4を貼り合せて置けば
大丈夫です。
これで、束の加工は終わりですが、気を抜いていると
どの束が何処の束石の分だったか解らなくなったりします。
束石と束に番号付けなどして、マジック等で
現物の見えない位置にしっかり書き込んでおくのが
良いかと思います。
では、今日はこの辺で、又明日