昨日で床張りが終ったので、後は幕板を取付けるだけですが
その前に少し寄り道を(例によって間が持たない?)
まずはここですね、右奥の壁際ですが
デッキの位置と建物の関係です、今回描いた絵は
建物の外壁の仕上げ高さに合わせるつもりで書いたので
これはこれで正解ですが、現実にこうなると施工中に
少しでもデッキ全体の位置が変わって、
デッキ全体が外壁の仕上げ材の内側(右側、下側)へ
動いていたりする床板が張れなくなります。
強引に力業で外壁下へ入れ込んでしまったりすると
後日デッキの上で飛び跳ねたりする衝撃や
木材自体の湿気や気温による膨張で
建物の外壁を痛める事になるので
最初の高さ決めや、位置決めの時に十分注意して
施工に掛かって下さい。
次はこれ??なんだかチョッと解り難いですが、
目地の取り方ですね
床板を並べる際に、下に短手の根太が通っている部分に
5.5mmのべニア板の切れ端30x60位の物を作っておいて
絵の様に挟んで目地を取り、床板を固定していきます
この時、この目地材(ベニヤ板)は下地の根太の通り芯に
重ならない様に注意して下さい、
床板を止めるコーススレッドの頭を真っすぐ通したいので
通る所へ水糸なりチョークライン
(墨壺に墨の代わりにチョークの粉が入った物)なりで
目印をつけます、その為ベニヤ板が邪魔になるので
根太の上から零れ落ちない範囲で芯をずらしておいてください。
後、絵では描き忘れていますが、左の壁際にも
目地材を挟んでおかなければいけませんが
ここには下に根太が通っていませんので
挟んだだけでは止まっていてくれません(他もですがね)
なので、目地材をテープ等で二枚繋合わせて
L字にして、片方を挟んで片方を床板の上に置くようにして
挟んで行く等、工夫して下さい。
私の先輩にあたる施工屋さんは、アルミのLアングルの
t5x25とかt3x25程度の物を25mm位に切って
それを目地材として使って居ました
まッ、これはプロだから出来る事ですがね
後、この目地を入れる時に・・・
と言うか、むしろ抜くときに重宝するのが
これ
平バールとか、インテリアバールとか言う道具で
左側の幅広の方を目地や隙間に突っ込んで
梃子の要領宜しくコジてやる事で
木材に付くキズを最小に抑えつつ隙間を広げることが出来るので
何かと重宝します。
写真はどちらも私の物ですが、素人さんにはもう少し大きい物の方が
力を使わないで済むので良いかと思います。
後、上の物の黒い部分は、ゴムになっていて持ちやすく
力を入れても金属直じゃないのであまり痛くありませんから
尚更素人さんにはお勧めかと(土牛の回し者か?)
さて、もう少し何かあったように思うのですが
そろそろ茶の時間なので今日はこの辺で
又明日です。m(__)m