と言っても、根太の4x4を全部で八本だけ相鉤?に加工するだけです。
図面にするとこんな感じ
上側が横の通りの根太で、下側が縦通りの根太(見たまんま)
其々の側面で見た鉤込み部分を嚙合せて、
床下の構造体がフラットになる様に加工しますが
これが簡単なようで左に有らず?(チョッとJARO)
上の図面では、正直に4x4のサイズで作図して有りますが
実際に加工する場合、この通りに加工すると
材料同士がスムーズに噛み合ってはくれませんから
まずは89mmの鉤込み幅を90mm位に騙くら化して(言い方が悪い!)
誤魔化して(一緒や!)鉤込みます。
それと、鉤込みの深さも深くなりすぎると
横通りの根太の上面が高くなって、そこに乗って来る床板だけが
他の物より高くなり段差が出来る事になります。
なので、図面上89mmの半分の44.5mmとして有る鉤込み深さも
44mm(微妙?!)程度にしておいて、縦通りの根太が
ほんの僅かながらも上になる様な気持ちで加工して下さい。
(これも、職人さんによっては色々ご意見が・・・)
鉤込みのやり方は、何時もの様に丸鋸で櫛歯に切込みを入れて
金槌で叩き落として(結構これが快感だったりする!)
後をノミで攫えて整える、でOKです。
丸鋸の刃の出を調整する時、大雑把で良い時は丸鋸の台の裏に
尺金を当てて直接刃の出を測りますが
微調整が必要な時は、一度何処かで実際に切込みを入れてみて
その深さを測って調整しましょうね、面倒ですけど
これが一番単純で確実な方法だろうと思います。
で、こんな風ですが、全部をまとめて積上げておくと
解り難いかと思って一本づつ手前に置いてみましたが
そもそも絵が小さいので同じ事ですかね??
と言う事で、前もって加工する物はこれだけです。
来週から 又 建込開始です。
では、今週も覗いて頂いて有難う御座いましたm(__)m
又、来週です。