さて、残りはいよいよ床板です。
まずは、一番奥の建物側から張ります。
この順番は、好き好きではなく、ここからが良いと思います。
この絵の場合はさして気にすることはないかもしれませんが
デッキの高さをもう少し上げて、外壁の仕上げ面の
下に入れようとすると、床板を止めるコーススレッドが
打ち込めないと言う事になるので
一度、構造体を手前に引き出しておいて
最初に壁際の床板を65mmのコーススレッドで止めてから
改めて所定の位置へデッキ全体を押し込んでやる
と言う事になります。
まッ、今回は壁の仕上げ高から150mm程下げて有るので
そこまでしなくても大丈夫ですが
で、床板の長さですが、図面上は3559mmと言う事になりますが
これも、ひつこいようですが現場で現物を測って決定して下さい。
後、現状の長さより少し短くしておくと作業もしやすいですし
完成後の床の水捌けにも効果が有ると思います。
なので今回は3555mmで長さ切りして面取りした2x6で床を張ります?
言ってることがチョッとおかしい??
残っているのは床板だけなんだから、
絵に描いて有る材料は全部同じ長さのはず?
・・・まッ、12f材が確保できなくて、一部6f材で代用したと言う事で・・・
(癖なんです、長物を張るとつい継ぎ目を入れてしまうm(__)m)
最初の一枚は12fを使って通して、二枚目は6f材を使って
中央の根太の上で繋分けて張って有ります。
(絵を拡大しても解り難いかも?)
図面上、右側は1759mm左側は1800mmとなりますが
これも図面上の寸法ですので、最終的には実測で決めて
左側の床板に付いては最初に貼った3555mmの床板と同様に
4mm短くしておいて、左の壁際に目地が出来る様に張って下さい。
右側の床板を右側の幕板に当てて止めて行けば
自然と左の端、壁際には隙間が出来るはずです。
と言う事で、材料の長さ取りが出来たら
上の絵の様にうに、半分くらいまで5mmの目地を取って並べて
並べた床の幅を窓の有る側の基礎部分から測って見て下さい。
5mmの目地を5.5mmのベニヤを挟んで取ったり
そもそも2x6自体が痩せていたり太っていたり?で
図面のように算数的にはキッチリ行きませんので
ここで一度調整します。
床板が六枚並んでいるので145x6で基礎から870mmの所が
絵で見えている床板の木刃の位置になるので、
その位置で六枚目の床板を先に止めてしまいます。
止めるのは何時もの65mmのコーススレッドを
当然根太の有る位置で床板の表面から打ち込みますが
床板に対しては、木刃面から20~25mm入った所の
両サイドに打ち込んでやります。
そんなこんなで、床板を張り終わったら
完成です。(何やらすっ飛ばしたような??)
時間がかかり過ぎたので今日はお仕舞いm(__)m
又明日です。