KO坊の人・まち・ヤマ・道中日記

日々の体験交流の巻です。

日本百名山「剱岳(標高2,999m)」

2015-09-21 20:59:08 | 山歩会
2015年9月18日(金)~20日(日)。19日濃霧、20日

 第301回山行は、参加者10人で、貸切マイクロバスで出発進行。

 シルバーウイークは、リベンジの剱岳で、それも前回(2009年7月)雨で撤退した別山尾根ではなく、今回は早月尾根からの挑戦となります。

 この年は、映画「劔岳 点の記」が公開された年でした。もちろん見ました。

 19日早朝登山開始。20日までの2日間で、馬場島(ばんばじま)から頂上まで約2,200mも標高差がある早月尾根は、一言で「急登」でした。

 早月尾根は、200mごとに標識がありペースがつかみやすいです。



 標高2,000m付近の池塘を過ぎたころから急登となり、展望が開けたら早月小屋とガイドブック等にはあるが、ずっとガスで展望どころではない。



 体力も残っていたので、山頂にも行けたが、ガスで小屋で酒盛りをはじめ、明日早朝の登山とする。



 酒盛りも終わり、夕方外に出ると、山頂付近のガスが取れて、明日の天気が期待できます。





 20日早朝、というか未明に登山開始。



 本日は昨日と打って変わって快晴なり。

 2,600mの標識からいよいよ岩稜帯に入り、ヘルメットを着用します。



 周りを見渡すと、小窓尾根から山頂までのルートの険しい岩峰が圧倒的な迫力で迫ってきます。

 続いて、2,800mの標識から山頂まではクサリ場の連続ですが、浮石に注意しながら、剱岳の頂上へ登ることができました。



 20日午後4時20分に長大な早月尾根を下り終えた。それは登山口の石碑に刻まれた「試練と憧れ」を実感した登山でした。



 コースタイムは、

  9/18(金) 石橋20:25→壬生IC20:37(北関東・東北・北関東・関越・上信越・長野・ 

  9/19(土) 北陸道)滑川IC01:46-02:40馬場島

   馬場島03:45…1,000mの標識04:35…1,600m06:43…1,800m07:30…1,920.7m三角点07:59…2,000m08:35…09:52早月小屋(宿泊)

  9/20(日) 早月小屋03:35…2,400m04:22…2,600m05:11…

   2,800m06:20…

 影剱が…。



 もうすぐ別山尾根分岐です。



   07:29劔岳山頂08:00…

 すごい混雑で写真撮るのも順番待ちです。



 下から振り返ると



 下を見ると、これから向かう早月小屋が



 ヘリコプターが飛んできて山頂付近でフォバーリング、遭難ですか?



   10:50早月小屋(昼食・休憩)11:35…

 昨日と同様、小屋からは濃霧の中、大きな立山杉が目立ちます。



 立山杉に看板がめり込んでいました。



 傾斜が見てのとおりきついです。



   16:00馬場島

   馬場島16:20-17:20湯上野温泉「アルプスの湯」(入浴・休憩)19:00-滑川IC19:18(北陸・長野・上信越・関越・北関東・東北・ 

  9/21(月) 北関東道)壬生IC00:46→石橋00:55