<昭和の人気作家・太宰治と三島由紀夫について、思いつくままに自由に論じていきたいと思う。ただし、私は文芸評論家でもないし、両氏の著作を全て詳しく読んだわけでもない。したがって、素人の論評ということでお許し願いたい。2021年9月12日>
最近、2年前の映画『人間失格・太宰治と3人の女たち』をDVDで見た。この中でけっこう面白かったのが、若い作家の三島由紀夫(高良健吾役)が太宰(小栗旬役)を激しく . . . 本文を読む
ここは 君と僕との 愛の巣だよ3DKと 小さな家だけど 二人にとっては 広い巣だだけど 赤ちゃんが次々に生まれたら どうしよう 狭くなるかな でも 今は広い愛の巣だ 今は僕らにとって 充分な家だ
35年払いのローン それが何だと言うのだ 僕らには愛がある朝はいつも 君に見送られて 僕は家を出る仕事で どんなに遅く帰っても 君は待っていてくれる暖かい食事と 素敵な音楽が 僕らを満たしてくれるのだ
. . . 本文を読む
<2012年8月29日に書いた記事を原文のまま復刻します。>
サハリン・樺太へ旅行したのは(2012年8月)、第2次大戦の終戦時に、集団自決した9人の乙女を弔うことが最大の目的だった。つまり、慰霊の旅である。 1945年8月、旧ソ連は日本との中立条約を一方的に破棄し、樺太などに侵攻してきた。そして、日本人は至る所で殺された。樺太南部の西海岸に真岡(まおか)という町があったが、今はロシア領・サハリ . . . 本文を読む
<またも、またも、またも銃乱射事件! 2011年1月13日に書いた記事を、一部修正して復刻します。>
アメリカのラスベガスで10月1日、高層ホテルから男が銃を乱射し58人が死亡、500人以上が負傷するというアメリカ史上最悪の事件が起きた。アメリカではこうした銃乱射事件がいつも起きており、不思議でも何でもないが、こういう悲劇が一向に無くならないのは何故なのか。 よく言われることだが、アメ . . . 本文を読む
向田邦子の古いテレビドラマ(TBS)を見ていると、大戦前によく歌われた『リンゴの木の下で』が頻繁に出てくる。ダンスホールなどでずいぶん演奏されたそうだが、ジャズが昭和15年に“敵性音楽”として禁止されると、ほとんど歌われなくなったという。 清楚な白い花の木に実ってくる赤いリンゴ・・・ 伊東ゆかりのなつかしい歌声(元の歌手はディック・ミネ)とともに、もう一度 聞きたくなった。 . . . 本文を読む
<2012年8月8日に書いた以下の記事を復刻します。>
(1)哲学も信念もない
このところブロガーのご意見を聞いているうちに、野田佳彦(首相)という男の人間性に興味を持つようになった。まず思ったのが、この男は“人間失格”ではないかということだ。彼の有名な演説である「書いてあることは命がけで実行する。書いてないことはやらないんです」という言葉は、全く逆の結果になった。政治 . . . 本文を読む
<2012年6月17日に書いた以下の記事を復刻します。>
大飯原発の再稼動について野田首相はゴーサインを出したが、消費増税に狂奔する姿と共に、彼はつくづく保守反動の“使い走り”になった感じがする。原発や消費税の問題をここで詳しく論じるつもりはない。すでに出尽くしている。要は、日本が「脱原発」へ進むのか、また国民に負担を強いる消費増税を止めるのかといった基本的な問題なのであ . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します。>
昔、地政学に関する本を読んだことがあるが、日本とイギリスを比較する箇所がずいぶんあった。両国とも「島国」だから著者は比較したかったのだろう。内容はあまり覚えていないが、日本もイギリスも“海洋国家”として進む運命にあると書いてあったように思う。その時は、西洋のイギリスに対する東洋の日本という位置づけは、何か自尊心をくすぐられるようで悪い気がしなか . . . 本文を読む
<以下の記事は2021年1月17日に書いたものです。阪神・淡路大震災から満26年がたっていました。>
6434人の犠牲者を出した阪神・淡路大震災から、今日で丸26年を迎えた。テレビなどでいろいろ報道しているが、いつも思い出すのが、犠牲になったある大学生から母親に宛てた手紙である。この手紙に接したある音楽家が感動して、バラード曲をつくったことを新聞で知り私も忘れられなくなった。手紙の主は当時 神戸 . . . 本文を読む
1) 私のような83歳のジジイがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を語る資格はないが、あえて話しをしていこう。元テレビ局員の話しだ。
さて、先月の兵庫県知事選挙は、失職した斎藤元彦氏の再選で終わったが、その後、選挙の「広報活動」の在り方などが問題になっている。これが公職選挙法に違反しているのではと議論を呼んだが、そういうことは選挙の専門家に任せておこう。ここでは、あくまでも「SNS . . . 本文を読む
<“飽食”の時代に、以下の記事を一部修正して復刻します。ただし、2002年3月に書いたものなので、時代錯誤の面があることをご了承ください。>
1) 2月下旬のある日、私は湯島天神に出かけた。梅の名所だというので、初めての参詣に赴いたのである。 晴天のもと、数多くの白梅が可憐な花を咲かせていた。所々に、紅梅も美しい姿を見せている。300本ほどの梅の木があるのだそうだ。ウ . . . 本文を読む
<2020年6月18日に書いた以下の文を復刻します>
〈前書き〉
極左や極右の人で知っている人はほとんどいないが、私には忘れられない人が2人いる。いずれももう他界されたが、1人は小野正春さん、もう1人が野村秋介さんだ。野村さんは右翼の大物として有名だが、小野さんは革共同・中核派の幹部で、一般にはそれほど知られていない。ただし、ここでは時代の経過と私の体験上、まず小野さんのことから語っていきたい . . . 本文を読む
50年以上前に、フォークの女王ジョーン・バエズが歌っていたのが『思い出のグリーン・グラス』だ。これを聴くと、さまざまな想いが胸に去来する。
https://www.youtube.com/watch?v=eHEXUdgiYxI . . . 本文を読む
過去の作品をまとめる必要が出てきたので、この場を借ります。ご了承ください。
月へ帰っていく“かぐや姫”
http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/d266a10b35d3e5a9935ec572504fe899http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/7213aec67818d3273b7a24 . . . 本文を読む