新憲法の草案・骨子
第1章「国民主権」を高らかに謳うこと。☆ 現行の憲法は第1章で「天皇の地位」「天皇の国事行為」などについて記しているが、これは民主主義、主権在民の精神に反する。天皇に関する条項はもっと下に記す。 日本国の元首は、国民から直接 選ばれた大統領(または、総統)とする。第2章「戦争の放棄」 「永久平和主義」・・・現行憲法の第9条を遵守する。 自衛隊の名称は現状のままか、「国土警備隊 . . . 本文を読む
<2008年2月12日に書いた詩を復刻します>
燃えさかる紅蓮の炎に ナムデムンは 身をよじらせて崩れ落ちた 絶世の美女よ ソウルの 韓国の誇りよ 貴女は姿を消したのかこれまで何度も 貴女を拝み見たのに その姿は 灰になってしまったのか韓国の人々は 悲しみに沈んでいるだろう そして 憤っているだろう私も悲しい 放火した奴が憎い なぜ 絶世の美女に火をつけたのか美しいから 妬ましいのか 国の宝 . . . 本文を読む
一般的には『知床旅情』で知られているが、その元歌が『オホーツクの舟歌』である。いずれも名優・森繫久彌が作詞作曲したもので、『オホーツクの舟歌』は1963年(昭和38年)に森繁自身によってレコーディングされた。しかし、私は倍賞千恵子のものが大好きだ。彼女の歌声は日本語がこんなに美しいのかと思わせるものだ。森繁の作詞作曲も素晴らしいが、以前、倍賞の歌声を聴き感動して涙したことがある。(2024年3月2 . . . 本文を読む
過去の作品をまとめる必要が出てきたので、この場を借ります。ご了承ください。
安珍・清姫伝説の画『道成寺縁起』
http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/fa3d318cd8446de1b3ed0afe12daf192http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/37324dae98096a0188d14c08ad1931e . . . 本文を読む
さて道成寺の僧たちですが、安珍と押し問答を続けているうちに、だんだん彼を哀れに思うようになりました。特に安珍と顔見知りの数人の僧は、なんとかしてあげようと言い始めたのです。同じ仏道に帰依する身なので、他の僧たちもついに安珍をかくまうことに決め寺の境内に案内しました。ところがその時、大蛇に化けた清姫が石段をはい上がってきたのです。この異変に気がついた門番の僧は、あわてて皆に報告しました。僧たちはどう . . . 本文を読む
山寺で休息をとった安珍ら4人は、その後、清次の館がある中辺路(なかへち)へ戻るかどうかで議論になりました。安珍とメフィストフェレスはこのまま先に向かいたいと言いましたが、ドン・キホーテとハムレットはこれに強く反対しました。とりわけ、ドン・キホーテは声を荒げて安珍らを叱ったのです。「安珍よ、このまま国へ帰るのは卑怯だぞ! 清姫殿に自分の気持をはっきり伝えたらいいじゃないか。男らしく振る舞え!」友の叱 . . . 本文を読む
こうして、晶子が安珍を出迎えに行くことで話が付き、みんなはこれで一安心といった様子を見せたのです。しかし、この頃、安珍らの一行に微妙な“変化”が現われました。熊野三山のお参りが終わると、ドン・キホーテとハムレットは、せっかく熊野へ来たのだから、もっと他の場所も見て回りたいと言い出しました。那智の滝などをゆっくりと見たいと言うのです。もっともな話ですが、安珍とメフィストフェレ . . . 本文を読む
「ご両親はなぜ隣り村へ行ったのですか」安珍は疑問に思っていたことを尋ねました。清姫はしばらく返事をしませんでしたが、やがてはっきりと答えました。「両親は私たちを2人だけにしておきたかったのです。私からもそうするようお願いしました。安珍様、どうぞ私の気持を察してください。今夜という今夜 あなた様のお心を聞いて、私の身の振り方を決めたいと思います。一生、私を連れ添っていくとおっしゃってください!」清姫 . . . 本文を読む
清姫はしばらく考えていましたが、やがて口を開きました。「ヒュパティアやベアトリーチェの言うことは分かるわ。近いうちに両親にも話そうと思うの。安珍様は私をお嫁さんにもらいたいと言っているので、きっと両親も分かってくれると思う。もし、婿養子でなければならないとしたら、その時は安珍様とじっくりと相談するわ。みんなも私を助けて」清姫は自分の気持を正直に明かしました。でも、婿養子と言っても安珍が快く還俗(げ . . . 本文を読む
<空想、夢想、幻想、妄想の物語・2013年10月19日スタート>
むかしむかし、今から1000年以上もむかしのことですが、奥州の白河という所に安珍(あんちん)という若い僧がいました。安珍は年のころ23~4歳ぐらいでしょうか、毎年、紀州の熊野権現(くまのごんげん)に山伏姿で参詣していました。そして、この年もお参りする時期がやってきたのです。安珍にはハムレットとドン・キホーテという親友がいましたが、 . . . 本文を読む
<2002年7月に書いた記事を、一部修正して復刻します。>
1) 日本人は外国語に弱いと言われる。それは特に、話し方(スピーキング)と聞き方(ヒアリング)においてと言われる。 私は自分の頭(センス)の悪さを棚に上げてそう述べているので、お許し願いたい。 例えば、英語については、中学1年から大学4年まで10年間も勉強したのに、一向に会話(カンバセーション)が上手にならない。日本人の中には勿論、英会 . . . 本文を読む
<『神田川』の作詞者・喜多條忠さん(74歳)が亡くなったので、8年前に書いた以下の文を復刻します。合掌。 2021年12月1日>
嫁さん(長男の妻)と話していたら、南こうせつが歌う『神田川』の話題になった。音楽に疎い私だが、この歌はもちろん知っている。『神田川』の話になると、大風呂敷を広げたくなるのでいつも皆に迷惑をかけるようだ(笑)。しかし、お許し願おう。この歌が登場したのは、ちょうど40年前 . . . 本文を読む
<2012年5月に書いた以下の記事をそのまま復刻します。>
テレビ局時代に多くの失敗をしたが、中でも花火中継の失敗は忘れられない。もう40年近く昔のことだが、私がFテレビのローカルニュース担当デスクの時にそれは起きた。たしか東京の江戸川河川敷で花火大会があり、わが社の事業局や営業局などがそれに絡んでいたようだ。花火大会の数日前、社の関係者が集まり打ち合せを行なった。報道局から私が出席すると、ぜひ . . . 本文を読む