矢嶋武弘・Takehiroの部屋

われ発信す 故に われ在り
83歳のジジイ 日一日の命

愛の巣

2025年02月09日 02時24分42秒 | 詩、その他

ここは 君と僕との 愛の巣だよ
3DKと 小さな家だけど 二人にとっては 広い巣だ
だけど 赤ちゃんが次々に生まれたら どうしよう 狭くなるかな 
でも 今は広い愛の巣だ 今は僕らにとって 充分な家だ

35年払いのローン それが何だと言うのだ 僕らには愛がある
朝はいつも 君に見送られて 僕は家を出る
仕事で どんなに遅く帰っても 君は待っていてくれる
暖かい食事と 素敵な音楽が 僕らを満たしてくれるのだ

君と付き合ってから3年 結婚してから半年
僕は本当に幸せだ どうして こんなに幸せなのだろう
それはきっと 君が素晴らしいからだ 君は僕の太陽だ
美しくて 朗らかで 優しくて 愛嬌があって・・・
それに比べると ああ 僕はとても 君に値しない男だ

春に結婚してから もう半年 夢のように 時は過ぎた
秋も深まり 吹く風も どこか寒々としてくる
でも 僕らの愛の巣は いつも温かく 華やいでいる
新築の家の香りが かすかに漂う夜 僕らは愛を育む

あすは日曜日 今夜はゆっくりできるね 愛に輝く君
君は僕のものだ そして 僕は君のものだ 
柔らかなベッドに包まれ 二人は 暖かく燃える
きっと来年は 赤ちゃんが生まれるだろう 二人の愛の結晶
神様はこうして 君と僕を 祝福してくれるのだ 

後記・・・散歩をしていると、わが家の周辺に小さな新築の家が何軒も建っていた。“年寄りの冷や水”のようだが、新婚夫婦を励ましたくてこんな詩を書いた。(2008年8月19日)


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