矢嶋武弘・Takehiroの部屋

83歳のジジイです。
SNSが歴史をつくる、SNSの時代がやって来た! 

山上徹也被告と赤穂浪士(義士)の共通性について

2024年12月14日 16時06分57秒 | 社会・事件・事故
<2022年8月13日に書いた記事を“原文のまま”復刻します。> 1) 一国の元総理大臣が公衆の面前で暴漢に射殺されるというのは、尋常なことではない。ご存知のように、安部晋三元総理大臣が7月8日、参議院選挙の応援演説に行った奈良市内で、山上徹也という男に手製の銃で撃たれて死亡した。この事件は日本中を驚かせた。戦前ならいざ知らず、戦後の平和な日本でこのような“テ . . . 本文を読む
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赤穂浪士の討ち入りは“テロ”ではないか

2024年12月14日 16時04分21秒 | 歴史
<以下の記事を復刻します。> 赤穂浪士の姿 日本人に最も親しまれている物語に『忠臣蔵』がある。ごぞんじ赤穂浪士47人の討ち入りを描いたもので、あまりにも有名だから説明する必要もないだろう。それほど赤穂浪士の討ち入りは、300年以上にわたって日本人の心を揺さぶってきた。俗に“元禄赤穂事件”と呼ばれるこの討ち入りは、今で言うと正に“テロ行為”だと . . . 本文を読む
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文化大革命(15)

2024年12月14日 12時35分44秒 | 戯曲・『文化大革命』
第五幕(4月下旬。 北京・中南海にある毛沢東の執務室。毛沢東、周恩来、康生、江青、張春橋) 毛沢東 「林彪のやつ、泡(あわ)を食って北京に戻ってきたが、その後の動きはどうかね」 康生 「相変らず、自宅に黄永勝達を呼んでは対策を練っているようです」 江青 「林彪一派が、私達の住まいに爆弾を仕掛けるという情報もありますよ。気を付けなければなりませんわ」 毛沢東 「それはデマだろう。 しかし、追 . . . 本文を読む
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日本は“役人天国”だ 「公僕」という言葉は消えたのか?

2024年12月14日 12時34分11秒 | 政治・外交・防衛
〈以下の記事を復刻します。〉 ☆ もう10年以上前に書いた記事だが、内容を一部修正して復刻したい。官僚や公務員のあり方が問われているのに、10年前とほとんど変わっていない。いや、むしろ「役人天国」が進んでいるのではないか!? 公務員制度改革などに真剣に取り組んで欲しい。このままでは、日本は“公僕”によって滅びるのではないか。 (2012年3月12日) 1) 国家 . . . 本文を読む
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源氏と平家、好き嫌いが逆になった

2024年12月14日 12時33分07秒 | 歴史
<以下の文を復刻します。> 源氏と平家・・・日本人には最も馴染みの深い武家の名字である。私たちは子供の頃から「平家物語」や「源平盛衰記」などに慣れ親しんできた。源義経(幼名・牛若丸)の活躍や平敦盛の悲話など、数多くの物語に共感して育ってきたのである。 子供の頃はだいたい、源氏が好きになるものだ。私も源氏が大好きだった。武士らしく勇ましい“坂東武者”が、平家の軍勢 . . . 本文を読む
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『ケ・セラ・セラ』

2024年12月14日 12時31分58秒 | 映画・芸能・音楽
『ケ・セラ・セラ』は1956年のアメリカ映画『知りすぎていた男』の挿入歌で、ドリス・デイがこれを歌い、一躍 世界的に有名になった。 ケ・セラ・セラは、スペイン語を変形させた「なるようになるさ」という意味で、ドリス・デイが歌ったあと、いたる所で使われるようになった。私もこの言葉が大好きで今でもよく使っている。この言葉には「世の中も人生も、全てはなるようになってきたし、これからもなるようにしかならない . . . 本文を読む
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文化大革命(14)

2024年12月14日 12時26分34秒 | 戯曲・『文化大革命』
第五幕 林彪死す 第一場(1971年1月上旬。 北京・中南海にある毛沢東の執務室。毛沢東、康生、江青、張春橋) 江青 「新年を迎えて、今年こそは陳伯達と、林彪グループを放逐する時が来たようですわね」 毛沢東 「まず、陳伯達を抹殺してやる。その後に、陳伯達批判を利用して、それに余り乗り気でない林彪一派を追い詰めていく。 黄永勝や呉法憲達の権限を奪い取っていけば、林彪自身も手足をもぎ取られたよう . . . 本文を読む
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文化大革命(13)

2024年12月14日 01時56分28秒 | 戯曲・『文化大革命』
第五場(12月下旬。 北京・中南海にある林彪の居宅。林彪、葉群、黄永勝、呉法憲、林立果) 黄永勝 「いや、ひどい目にあったものだ。 衆人環視の中で、私や葉群同志ら五人の陳伯達批判が足りないと、名指しで追及されたんだからな」 呉法憲 「毛主席が、林彪副主席も陳伯達批判に同意しているのだ、君達もやらなくちゃいかんと凄い目付きで迫ってくるので、やることにしますと答えてしまった。 それにしても、あれは . . . 本文を読む
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ムダ・ムリ・ムラを恐れるな

2024年12月14日 01時46分16秒 | 人生
死んだ親父から教わったものはほとんどないが、二つ三つ格言みたいなものはある。その一つに「無駄、無理、斑(むら)を無くせ」というものがあった。つまり、父は自分の人生からその“格言”を私に残したかったのだろう。この言葉は他でも聞いたことがあるが、ほとんど興味が持てなかった。なぜなら、私の人生はムダ・ムリ・ムラの連続だったと思うからだ。したがって、私は父の教えに背いたことになるが . . . 本文を読む
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『戦場にかける橋(クワイ河マーチ)』

2024年12月14日 01時43分45秒 | 映画・芸能・音楽
1957年のイギリス・アメリカの合作映画で、そのテーマ音楽である「クワイ河マーチ」は行進曲として有名だ。映画は第2次世界大戦中の1943年、日本軍がタイとビルマ(現在はミャンマー)の国境に鉄道を敷設しようとして、イギリス軍の捕虜を動員した話を元にしている。この橋は結局、脱走兵らによって爆破されるが、その経緯が映画の根幹になっているのだ。日本軍の大佐に扮した早川雪洲をはじめ、ウィリアム・ホールデンや . . . 本文を読む
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文化大革命(12)

2024年12月14日 01時41分43秒 | 戯曲・『文化大革命』
第四幕 毛林体制に亀裂 第一場(約3年半後の1970年7月下旬。 北京・中南海にある陳伯達の家。陳伯達のモノローグ) 陳伯達 「なにもかも面白くない。 文化大革命で俺はあれほど活躍し、劉少奇や登小平ら実権派の連中を根こそぎ葬り去ってやった。おかげで俺は、去年の九全大会で、毛沢東、林彪、周恩来に次いで、党内でナンバー4(フォー)の地位に就くことができた。  ところがどうだ。その後、党内で大きな . . . 本文を読む
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文化大革命(11)

2024年12月14日 01時37分15秒 | 戯曲・『文化大革命』
第十二場(1967年1月6日。 北京・中南海にある劉少奇の家。劉少奇と王光美) 王光美 「あなた、清華大学の『井崗山報』に載った、濤の文章のことを聞きましたか」 劉少奇 「いや、まだ聞いていない」 王光美 「ああ、あなたがその文章のことを聞いたら、絶望のあまり気を失うかもしれませんわ。 一体、あの子はなんて子なんでしょう。これまで、私達に大切に育てられてきたというのに、あの子はあなたや私のこ . . . 本文を読む
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