矢嶋武弘・Takehiroの部屋

日一日の命
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55年前の「外国人名事典」

2013年06月07日 12時49分07秒 | エッセイ・私事など

ある人のブログにお邪魔したら、50年近く前の嫁入り道具の一つ・ミシンの椅子を今でも愛用していると知って驚いた。使いやすくて捨てがたいということだが、自分にも愛着を感じて今でも使っている古い物がある。
それは平凡社が発行した「外国人名事典」だが、1958年1月7日(火)に購入したと最後のページに書いてある。55年も使っているとさすがに表紙などはボロボロで、いたる所にセロテープで留めた跡がある。しかし、私はこの人名事典が大好きだ。文字が小さいのでルーペを使わなければならないが、大抵の歴史上の人物は載っている。しかも、記述が丁寧で克明なのだ。たぶん、私は死ぬまでこれを放さないだろう(笑)。
ただ思想的に極めて偏向しており、例えば『スターリン』の場合は、「かれは、社会主義・共産主義建設の時期におけるマルクス・レーニン主義の天才的指導者、《導きの星》と仰がれたが、53年7月世界プロレタリアートの哀悼のうちに病死した。」と末尾に書いてある。つまりスターリンを絶賛した内容だが、そうした点に注意して読めば何とかなるだろう。

平凡社発行の「外国人名事典」


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2 コメント

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外国人名事典 (矢嶋武弘)
2013-06-08 12:00:02
あなたのミシンの椅子に刺激されました(笑)。
しかし、何かの折には書こうと思っていたので、ちょうど良い機会でした。
内容が偏向していますが、実に詳しく克明に書いてありますね。
たぶん、死ぬまで活用すると思います。
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見るからに価値が・・・ (おキヨ)
2013-06-08 11:30:56
55年とは私の椅子を上回る年数ですね。ここまでくるとすでに矢嶋さんの頭脳の一部になっているのではないでしょうか。

何に価値を見出すか人それぞれですが、辞書とはいかにも矢嶋さんらしいと思います。(^'^)
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