2019年1月2日
7時30分起床。宿毛の街は曇り空。
さて今日明日は、正月恒例のアレ目当てで昼の釣りを見合わせ。
それはもちろん箱根駅伝。我が母校も出場する今年は往路復路完全観戦。
スタート直後に大東文化大の選手にアクシデント発生でいきなり波乱ムード。あの状態でよく20km走ってくれたと思う。今後の選手生命を考えると心配にも。
レースは5連覇を狙う青山学院大が3区でトップに立つも、4区で東洋大が逆転。
そのまま東洋大が押し切って2年連続往路優勝。青学大は6位と後退。5連覇に黄信号が灯る。
そして我が母校はなんとかシードを狙える位置に付けている。また明日が楽しみ。
駅伝を見届けホテルを出る。
やって来たのは宿毛駅構内の宿毛市観光協会。今日からの宿毛湾での釣りに備え秘密兵器を導入。それは自転車。
観光協会にはレンタサイクルがあり、お借りしたのは電動アシスト付き自転車。1日1000円(5時間500円の時間貸しもあり)。今日から5日までの4日間レンタル。自分のような複数日でのレンタルの場合はバッテリー充電器も合わせてレンタルとなり、こちらは保証金2000円で自転車返却時に返還される。
観光協会の方に宿毛湾でのシーバス釣りについてアドバイス頂き、自転車で宿毛大島を目指す。
15分程で大島の手前にある海風公園到着。朝は曇ってたけど、すっかり晴れてきれいな宿毛湾がいっそう際立つ。
今まで何度か宿毛に来ていたけど、こんないい場所があるのを知らなかった。損した気分。
そこからさらに自転車をこいで小さな橋を渡ると宿毛大島。まずは島の全域を見て周る。
きつい坂を登ると高台から海が見渡せるスポットに遭遇。これは夕日がきれいそうだな。明日の夕方に来よう。
その後は明るいうちにポイント探索し、島の北側で目ぼしい場所を見付けて16時45分スタートフィッシング。アルカリのジグヘッドを投入する。潮は中潮。既に満潮を超えて下げに転じている。
試しに海水に手を浸けてみると、温かい!観光協会では「ようやく海水温が20℃を切ったところ」と聞いてたけど、これは本当にそんな感じ。ちょっと期待してしまう。
夕暮れを迎えても宿毛大島は釣り人でいっぱい。冬だというのにすごいな。さすが釣り天国宿毛。ヒットシーンも時折見かけたし、魚は確実にいる。あとはシーバスが周ってきてくれるか?
やがて日が暮れて辺りは真っ暗。多くの釣り人が引き上げて島に静寂が訪れる。しかし依然ノーバイト。
ここでポイントチェンジ。島の東側に周る。先ほどとは違い、この場所は水面に時々ピチャッと魚が出てくる。生命感あり。しかしバイトはなし。やっぱり厳しい。今回も返り討ちか。
その時、岸際を引いていたアルカリに「ゴンッ」と何かがバイト!ロッドに生命感が伝わるも、すぐにバレた。何だ今の?トゥイッチで誘って喰う間を与えた方がいいか?と、ここでビーフリーズにチェンジ。するとまたバイト!しかしバレる。何だ?大きくはなさそうだけど気になる。
その後2回バイトを得るもこれもバラシ。焦って合わせちゃうのが裏目か?向こう合わせでじっくりやりとりしよう。
時刻は早くも20時。こんな時間まで釣りするとは思わなかった。しかしこの魚の正体を知るまで帰れない。
引き続きビーフリーズを引いているとまたバイト!今度は頼む、バレるな。神頼みの心境。そしてなんとか足元まで寄ってきた。祈ると同時にブッコ抜き!おっしゃー捕った~!
その魚の正体は、シーバス!
ついに釣れた~!25cm程のセイゴ。小さいけどようやく釣れた宿毛のシーバス。あのバイトの正体はセイゴだったのか。小シーバスだけど痺れた。感無量。しかしこのバイトの多さだとまだまだ釣れそう。
リリースして再びビーフリーズ投入。そしてまた「ゴンッ」とバイト!の途端にすっぽ抜け。ん?今の変な感触だった。ルアーを確認すると、リアフックがヒートンごともぎ取られている。今まで多くのシーバスをキャッチしてくれた思い出のルアー、ここで故障離脱。残念。根掛かりロストよりマシだけど。
ここで昨日購入したユニベイトのフローティングミノーにチェンジ。トゥイッチで探るとまたバイト!バラさないよう慎重にやり取りして、これもブッコ抜き!
2匹目!同じようなサイズだけど2匹も釣れると思わなかった。もう満足。それにしても、昨日このルアー買っておいてよかった。神のお告げ?
その後追加することはできず、時刻は21時となりストップフィッシング。釣りしてる間は熱中して感じなかったけど、冷静になると結構寒い。
今日の立役者、リアフックがもげたビーフリーズとユニベイト。小さかったけど、宿毛で釣った初めてのシーバス。すっかり熱中して4時間もやってしまった。
満天の星空と、きれいなイルミネーションを見ながらホテルに帰る。
いや~楽しかった。明日はフッコ釣りたい。