2019年1月5日<1>
午前7時30分起床。5泊に及ぶ宿毛での滞在も間もなく終了し、今日はこの地を離れて帰路に着く。寂しい~。
午前10時、5泊した「ホテルマツヤ」さんをチェックアウト。きれいで静かでとても快適な宿泊だった。また来たい。
宿毛駅に到着し、宿毛市観光協会さんに自転車を返却。電動アシストは初めて乗ったけど、すごい楽。坂道も怖くない。バッテリーがすぐ無くなるのが難点。
観光協会の方に釣果報告し「夜釣ってたんですか?寒くなかったですか?」と少々驚かれるも、自分としては寒さはほとんど感じなかった。東京に比べたらやはり暖かい。最後にお礼を告げて改札口に向かう。
今日はこれから高松に出て、そこから「サンライズ瀬戸」に乗る予定。まずは窪川までの乗車券として今回3枚目の「土佐くろおでかけきっぷ」を購入。これだと宿毛‐窪川1600円の運賃が500円。超お得。ただし特急は乗れず。
これから乗るのは10時37分発の普通中村行き。
転換クロスの右側に着席。単行の車内は続々と乗客が集結し満員に。
10時37分、定刻に発車。楽しかった宿毛をあとにする。寂しさMAXながらも「マッスルチヌ」が気になる。
大晦日・元旦と釣りした中筋川。何か遠い昔のように感じる。
土佐くろしお鉄道宿毛線はほぼ高架なので眺めがいい。のどかな風景の中をエンジンを唸らせて走る。
雄大な四万十川。四万十川のシーバスも気になる。
11時8分、中村に到着。乗り換え時間が約1時間あるので、改札を出て食料&ビール調達に。
コンビニかスーパーないかと探していたら、「サンリバー四万十」というちょっとそそられる地元名産品店を発見。こちらで食料調達。
出てきたところで地元観光協会の方に口頭アンケートを頼まれる。釣りをしに来た旨を伝えると、
観光「釣れましたか?」
自分「小さかったけど釣れました」
観光「交通手段は?」
自分「鉄道です」
観光「新幹線ですか?」
自分「サンライズ瀬戸です」
観光「おっ、いいですね~」
そんなやり取り+かかったお金や宿泊についての質問。改めて計算すると、財布のひもガバガバだったから結構使ってしまったな~と冷や汗。
それと高知の方が「サンライズ瀬戸」を知っててくれて、四国内では知名度があるのかと一安心。まあ、観光関連の方だから知っていたのかも。
アンケート後に記念品のポストカードを頂く。裏にビスケットが1個付いてる。併設のファミリーマートでビールを調達し再び中村駅へ。
こちらも単行。宿毛‐中村間に比べると空いてる。この区間は特急が結構あるから、多くの方はそちらを利用するのかも。
定刻12時3分に中村を発車。
サンリバー四万十で買ったたこ焼きと「姫かつお」で昼食。鰹を丸かじりできる姫かつお、これ美味い。塩レモンとプレーンを購入しどちらも美味かったけど~、特にプレーンの原材料は本当に鰹のみ。鰹のうま味でビールが進む。
12時20分、海の王迎に到着。
ひときわ異彩を放つこの駅名、ウィキペディアによると「鎌倉時代に後醍醐天皇の子、尊良親王が流刑された地で、海から王を迎えた地と言うことで名づけられた」とのこと。日本史にうといのでよくわからないけど、なんだか歴史のロマンを感じる。
それにしても鰹が美味しくて、結局昼間から2本飲んでしまった。この先睡魔が怖い。
きれいな海の車窓が続く。ふと気付いたけど、今日は曇っていて直射日光の心配が無さそう。ということは、この先に待ち受けるループの写真が撮れるかも。
今まで何度かトライするも、いずれも直射日光に阻まれてまともな写真が撮れなかった。曇りの今日は大チャンス。
若井の一つ前、荷稲を出ると間もなくループトンネルに突入。トンネルを出るとすぐ撮影ポイントになるから緊張してそわそわ。やがてトンネルを出て撮影ポイント。神頼みの心境でシャッターを切る!
眼下に直交するレール。なかなか撮れなかったループの写真、ようやく撮れた~。まあまあ納得の1枚。ビール飲んで酔い気味だったのが良かったのかも。湯檜曽や敦賀でもチャレンジしてみたくなる。
13時5分頃、ちょっと遅れて窪川に到着。確か乗り換え時間あまり無かったよな、と思っていたら「3番線の高知行き間もなく発車します」のアナウンス。ダッシュで跨線橋を渡りなんとか間に合った。
1000型単行のトイレ前クロスシートに着席と同時に窪川を発車。とりあえずトイレに行き一息ついたあとは、予想通り睡魔に襲われて爆睡。気付いたら高知の手前で車内は満員。途中からたくさんの乗車があったらしい。
15時ちょっと前に終点高知到着。ここからは特急に乗り換えて高松を目指す。