2020年11月15日
昨日乗船した新潟行き新日本海フェリー「らべんだあ」で迎える朝。午前5時30分起床。
窓の外が明るくなってきて、海の向こうに山が聳えてる。なにか神々しい景色。山の形からすると鳥海山か?
しかし窓の汚れにより、絶景ながらやや見にくいのが残念。
これはフェリーからでしか見れない景色かも。徐々に赤みを増す空のもと、新潟へ向けて快調に日本海を南下。
モニターの地図を見ると山形県の酒田沖。やはり鳥海山だった。
鳥海山の次に現れたのは月山。フェリー旅っていいな、と感じる朝の景色。鉄道の寝台特急が風前の灯の現在、フェリーは「旅」を感じさせてくれる数少ない移動手段。
6時30分、月山の中腹からサンライズ。おお〜きれい。
力強く明るさを増すサンライズ。現実復帰目前にいい景色が見れた。こんな景色を見せられては、フェリー旅がやみつきになってしまう。
7時になり、いつも見ている「所さんの目がテン!」を視聴。なにやら釣りをしている。何が釣れるのかと思いきや、何も釣れず。やはり釣りは甘くない。
テレビを見ながら、セイコーマートの小海老天そばで朝食。安くて美味いので、北海道行ったら必ず買いだめしてくる。
朝食を食べ終えて「サンデーモーニング」を見てると時刻は8時50分。窓の外には堤防と、その上で釣りする人の姿。あ〜もう新潟か。
9時、陸地が迫ってきて、船内に下船案内の放送が流れる。
楽しかった北海道遠征も終わり、いよいよ現実復帰の時。往生際の悪い自分はこの現実を受け止められないまま荷物をまとめ、車両甲板へ移動。その間にフェリーは新潟西港に着岸。
そしてハッチが開き、誘導員さんの指示に従いスロープを下りて下船。
あ〜着いたか〜。
11月3日にウキウキ気分で出発した新潟西港。いつものことだけど、あの11月3日が遠い昔のように思える。寂しさ100%ながら、こうして無事に戻ってこられたことにはやはり感謝。
行きも帰りも乗せてもらった「らべんだあ」。超快適な船旅だった。
ここからは東京まで300kmの道のり。今日は日曜日。ETC休日割引の恩恵を受けれるよう帰りを日曜にしたけど、のんびりしてると午後の渋滞が始まってしまう。余韻に浸ってる間もなくすぐに出発。新潟西ICから北陸道へ。
関越道に入り、越後川口SAでへぎそばを頂く。美味しいけど、北海道でだいぶ蕎麦を食べたせいか、無性にラーメン食べたくなってきた。
続いて、関越トンネルを越えた所にある谷川岳PAで休憩。ここでのお目当てはもちろんあれ。
それはもつ煮。要冷蔵なのであと2時間くらい常温でいけるか心配だったけど、店員さんに聞いたら大丈夫とのことなのでダブルで購入。しかしこのもつ煮、やわらかくて本当に美味しい。もっと買ってくればよかった。
紅葉がきれいな谷川岳PA。しかしのんびりしてると渋滞に巻き込まれる。すぐ出発。
最後の立ち寄りスポットは赤城高原SA。ここにはコイン洗車機があり、雪道走行で汚れ放題だったクルマを洗車。
その後はノンストップでひた走り、14時30分ついに自宅に到着。着いた〜!
猿払で家のカギを無くしたので、大家さんにカギを開けて頂く(*´Д`)
今遠征の総走行距離は2364km。よく走ってくれた。トラブル無く遠征を実現してくれたクルマにも感謝。
荷物を降ろしたあとはラーメン。自分の定番は喜多方ラーメン坂内だけど、今日は期間限定で山形県鶴岡の琴平(こんぴら)荘ラーメンが食べれる花月嵐へ。
本家のラーメンは食べたことないけど、レプリカのこちらも美味い。定番メニュー化希望。
これでイトウを求めて走りまくった北海道遠征終了。明日からは引っ越し準備。
でもしばらくは、道北の雄大な景色が脳裏に焼き付いてヌケガラ状態…(-_-)