Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2013 道南温泉紀行③【遠い小樽~「高速小樽号」に救われる】

2013年03月15日 23時09分00秒 | 鉄道旅

2013年3月2日

 

 

 


朝起きると、天気予報通り外は吹雪。今日は小樽まで行く予定だけど本当に行けるのか?
今のところ「北斗・スーパー北斗」は無事運行している。


とりあえず朝の温泉へ。ここの浴場は最上階にあり見晴らし最高。
泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。褐色塩味で、循環ながら塩素臭がすることもなく源泉の良さは損なわれていない。
なかなかいい湯。

 

朝風呂を堪能し午前10時、「ルートイングランティア函館駅前」をチェックアウト。
函館駅に行くと窓口は長蛇の列。津軽海峡線が雪と強風で大幅に遅れている。幸い函館本線は定時運行中。


定番の「いか天そば」を食べて、「鰊みがき弁当」を購入し「スーパー北斗7号」に乗車。


海峡線遅れの為、接続するはずの「白鳥93号」は来ず、代わりに来るのは何と「北斗星」!


そして10時40分過ぎ、実に4時間遅れで「北斗星」が到着。

写真は痛恨のかぶり…。
「北斗星」から「スーパー北斗」に乗り換える人が多数ダッシュ。振替乗車措置がとられているっぽい。
自分にとっては初めて見る光景。


「北斗星」からの乗り換えを待って、「スーパー北斗7号」数分遅れて函館を発車。悪天候なので先が不安。
七飯を過ぎると大沼公園に向けて一気に藤城線の高架をかけ上る。いつ通ってもここは爽快!青空も見えてきた。


坂を登り大沼に差しかかると再び雪雲に覆われ吹雪に。


海沿いに出ると外は変わらず風雪ビュービュー。
函館本線「山線」は影響が出ているようだけど、室蘭本線は今のところ大きな影響無し。
太平洋側は所々晴れ間も出ている。しかし強風のせいか遅れはじわじわと拡大。

樽前山。
結局17分程遅れた14時15分頃、終点札幌到着。とにかくこの悪天候の中、無事に着けて良かった。


自分は急いでいないのであまり遅れの影響は無し…と、この時は思っていた。
昼食食べたりお土産買ったりして札幌市内をブラブラし、16時頃札幌駅に戻って来ると小樽方面遅れ拡大中。
暴風雪による視界不良とのこと。
小樽まで行って宿に入る前に温泉…と思っていたけど、快速「エアポート」がなかなか来ないので予定変更。
隣駅にある「北のたまゆら 桑園店」で温泉に浸かりながら天気が落ち着くのを待つ。


吹雪の中で入る露天風呂もまた格別。
露天風呂には大型テレビが設置されていて、後のことも考えずにすっかりくつろいでしまった。
そして風呂をあがり生ビールで一息。たまらない。

生ビールセット 500円。
ふと外を見ると外は依然として吹雪。今日はWBC日本の初戦でもあるのでそろそろ小樽に向かわないと。


18時に退館して桑園駅へ。しかし、何と、冬休みの宗谷線に続き、またしても来た~、運転見合わせ!
暴風雪により小樽方面の列車はついに止まってしまった。


車内放送によると「銭函-朝里間で高波により線路に多数の漂流物が打ち上げられている」とのこと。
運転再開のメドはたっていない。車内で待つこと約1時間、ついにこの列車は運転打ち切り決定。
「小樽方面に向かう方は札幌からバスをご利用下さい」との案内があり、まだ運行している札沼線で札幌へ。
小樽行きバス乗り場は長蛇の列。1本目は乗れず2本目に何とか乗車。


すでにWBCは始まってしまった。ワンセグで何とか見ている間にも、バスにはジャンジャカ乗客が殺到。
補助席まで出動し、19時50分過ぎに札幌バスターミナルを発車。何とか小樽まで行けそうで一安心。
しかし札樽道に入るとワンセグは映らなくなってしまった。WBCが気になる。
こんなことなら先に小樽まで行っておけばよかった。雪を甘く見てしまったか。
運転手さんも焦る乗客の心理を察してか「もうしばらくご辛抱下さい」と味のある車内放送。いい運転手さん。
そして21時頃、ついに終点小樽駅前に到着。何とか着いた~。

意外に安い590円。

運転手さんにお礼を告げて下車すると外は暴風雪!台風みたい。歩くのもままならない。

 

焦りを抑えて歩くこと10分、ついに本日の宿「ホテルノルド小樽」に到着。

 

ホテルの目の前は小樽運河。雪明りに照らされた運河がとてもきれい。
とてつもなく寒いけど、苦労して小樽まで来た甲斐があった。

 

チェックインしてさっそくテレビを付けると、WBC「日本VSブラジル」は何とブラジルがリードしている!
バスの中では同点だったのに。とりあえず自分は「鰊みがき弁当」と「小樽ビール」で夕食。

 

しかしこの「小樽ビール」は本当に美味い。小樽に来たら必ず飲む。個人的美味いビールNo1!


食べながらWBCを見ていると、8回ついに日本が逆転!この場面に間に合って良かった。
辛勝ながら日本の勝利を見届けて、気分良く23時30分頃就寝。しかし疲れた。zzz…。



 

 

 


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