延岡の山歩人K

季節ごとの高山植物や山野草、そして彩の美しい自然にはまってしまい
写真撮りながら登山・山歩きを続けています

神が住む?白き峰々 ~ 三俣山登山(4)

2014-02-18 | 大分県の山・久住山系

 
  表題の写真は、
  三俣山Ⅳ峰から下山中にみる目前の久住連山       


昨日記事、本峰目指している途中
(この自然の雪の造形には驚くばかり)からの続きになります。

本峰・南峰・Ⅳ峰の分岐に差し掛かりましたが
本峰および南峰方面には、まったく踏み跡なし
今日(登山当日)の積雪量を考えると、単独ではリスクが大きいと
判断し本峰はあきらめました。

Ⅳ峰へ向かいましたが、少しの踏み跡をトレースして頂上へ

Ⅳ峰頂上からの眺め
 目の前に南峰のピーク 右奥は大船山
 ↓

 
南方向には久住連山を一望
 この崇高なる白き峰々には神が住んでいるのではないかと思う。
 ↓


本峰に目をやると

あれ~っ、足跡のついていない山から8名のグループが
下山してくるのが見える
↓ 先導者はかなり苦労している様子が伝わります。


何でだろう、何でだろう~と思いながら・・・
ここでクイズと行きたいけど
答えは「他の登山ルートから登った」に決まっています。
じゃ~「どこから登った」
この積雪の中を「雨ヶ池⇒北峰⇒本峰」とも考えにくいし・・・あれこれ考えました。

その後、私もⅣ峰から分岐を経由して下山を始め
先行する8名グループを追っかける


西峰手前の鞍部で8名グループが休息中、写真奥が本峰
(私が先に西峰に登りながら振り返って撮影)
     ↓
     


休息中のグループの人との会話
「本峰に向かう足跡は全くありませんでしたがどこから登ったのですか?」
「本峰には、確かに踏み跡は全くありませんでした。
   私たちは、結氷した滝の氷壁を登るのを目的としながらダイレクトルンゼを
   直接本峰に登ってきました」とのことでした。
 
この凍てついた季節に三俣山のルンゼを登るなんて(@_@)/。
彼らは氷壁に挑む本格的な登山家グループでした。
そういえば全員ヘルメット姿が凛々しく精悍な顔をしてました。

納得したところで
下山中の幻想的で心に残る景色をもう一度振り返ります。
 ↓くじゅう連山

 ↓手前、人影が見える三俣山西峰、奥は星生山


単独登山のため、モデルさんがいないのが残念でした。
しかしこの美しい雪景色は本当に満足しました。
このまま下山してしまうのは勿体ないと思える程でしたが、
だんだんガスが広がってきましたので、少し足早になりました。

 

 


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15 コメント

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神々の詩 ♪ 姫神 (あQ)
2014-02-18 08:39:45
http://www.youtube.com/watch?v=LWnKBfTiO5E

三俣山には確かに神が住む山の風情が漂い、神々しいばかりの美しさですね。

(大工さん)様の言われた
「来年、ビックリすることが有りますよ」には、本当に「ビックリしたなーもうー」です。
今年、初のサプライズでした。(笑)

(K)様の決断も素晴らしいですねー。
家の建て替えは金銭的な負担はもとより、それを上回るほど精神的な負担が大きいものです。
安心して任せられる方と巡り会えた事が、(K)様を建て替えという英断に至らせたものと存じます。

完成が待ち遠しいですねー。
お近くならば、自慢の日本酒を下げて完成祝いに参じたいところです。
今しばしの仮住まいですので、ご辛抱ください。
いやー!完成した家を拝見するのが楽しみです。
返信する
素晴らしか~! (山帽子)
2014-02-18 09:14:59
おはようございます。
いくら 好天気なれどもソロで ですか。
いやいや そのファイトには<恐れ入谷の鬼子母神>・・・
到底自分には想像にも及びも付きません。
それにしてもおっしゃるように
神々しいまでのロケには寒さもきっと
吹っ飛んでいく思いだったことでしょう、
無雪期には、ぬかるんだらことのほか 小石まじりで歩きにくい 三俣の山・・積雪では有る意味では歩きやすいのでしょうね。
素晴らしい<絵>を見せていただきました。
返信する
おはようございます (rryuuke158)
2014-02-18 09:26:49
自然ってすばらしいですね
怖さに比例するのでしょうか

マイホームの新築
完成が楽しみですね
45年間住宅の設計・監理に携わってきて思うことは
地元の棟梁にお願いするのが一番だということです
それを実行されただけでも英断だと思います
まして信頼できるお方に出会えて再考だと思います
きっと
住んでみて分かる住宅が関せるることと思います
まずは棟梁や職方さんたちの無事をお祈りします


由布院は現在雪が降り続けています
この時期は由布院へ入るのも出るのも大変です
鉄道利用であればいいのでしょうが
貧乏性のため
往復をすべて「YOKARO」バスにしているもので
毎週行き来しても年間5000円
この魅力には勝てません
今日福岡へ帰れますかどうか?
今のところ大分道は通行止め・・・・
不思議に用事があるときに通行止めになるようです
動くなということかもしれません
返信する
ごめんなさい (rryuuke158)
2014-02-18 09:29:33
再考⇒最高
関せるることと⇒完成することと

あわてものですみません
返信する
雲上のながめ (iina)
2014-02-18 10:07:18
雲上から神さまが、見渡した山々です。神の汚物(雪)さえ、かくも美しい。
2枚目の風が吹いてつけた雪の流れが綺麗です。

>この後、中華街が待ってまっすね~(^o^)。
横浜といえば、メリケン波止場と中華街を連想しますね。
この日は、先輩を誘っての野毛の三杯屋が目的でした。飲みに行くだけでは、詰まらぬので天気に恵まれました
から大桟橋に行って、この景観を自慢しました。
天気が悪かったら、新聞博物館の無料券をもらっていたので案内する予定でした。
返信する
(あQ)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-18 17:25:13
こんばんは

金銭的は負担、そしてそれを上回る精神的な負担
仰せのことは最もだと思います。
安心して任せられるこれは、ものすごく重要なことですね

皆様を、そして
特に(あQ)さまをびっくりさせたいから
上棟式まで誰にもお話ししない様に・・・と、
これは大工さんの策略でした。
大工さんもワルよのお~(^o^)。

おかげで、
私は熟年離婚、老人ホーム入った、家を差し押さえられた・・・等
いろいろ思われながらひっそりと暮らしていました。

 >自慢の日本酒を下げて完成祝いに
ありがとうございます。
大工さんがきっとお喜びになると思いますが・・・
お気持ち感謝いたします。

ありがとうござ合いました。
また よろしくお願いします。


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(山帽子)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-18 17:27:42
こんばんは
今回のような最初から大雪と分かっている場など
自分一人なら、
どこで引き返しても、また登山ルートもその場面に応じて自由気ままに
変更できる気安さから、ついソロっとソロ登山になります。

そうそう
三俣山の黒土でぬかるんだり、大岩ごろごろ、部分的に深く掘れた岩場・・・等
雪に埋まって平坦化され、普段よりむしろ危険を感じませんでした。
時折深く雪にうもってしまう場面はありましたが、それはそれで楽しめました。

この神々しく美しい風景に出会える事ができるから
登山は止められませんね

ありがとうございました。
また よろしくお願いします。


返信する
(rryuuke158)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-18 17:30:24
こんばんは
(rryuuke158)さまは建築士で有らせられましたか
お仕事でヨーロッパにも滞在されていた様に伺い
別のお仕事をされていたのかな~と思っていました。

住宅にお詳しい訳ですね
いろいろご感想ありがとうございました。
↑あQさまも申されてましたが・・・信頼してお任せできる大工さんに
 巡り合えて本当に良かったです。

「YOKARO」バスのことは、以前ご説明いただきましたが
良いシステムですね

由布院は、雪深く寒さも厳しい様に感じますが
こんな天候の時は無理なさらずゆっくり温泉が良いのかも
知れませんね
雪化粧の由布岳は本当きれいですね
また登山に行きたくなりました。

変換ミス等
わざわざご連絡ありがとうございました。
全く気になさらないでください。
私も誤字、脱字、変換ミス~日常茶飯事です。

ありがとうございました。
また よろしくお願いします。


返信する
(iina)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-18 17:32:24
こんばんは
やはり適度な霧や雲に隠れる山は幻想的で良いですね
実際にその場にいると感動も大きいものです。
今日の登山は良かったなあ~と納得するひと時です。

 >2枚目の風が吹いてつけた雪の流れが綺麗です。
前夜の風雪が偲ばれますね
私自身もお気に入りの写真が撮れたと思ってました。


「冬の横浜」

昨年も行ったばかりで一年ぶりに拝見する風景です。
何度も行きたい優美な港と都市の風景ですね
冬の港は寒さが身にしみますが・・・。


返信する
ここは何処? (katakuri)
2014-02-18 18:10:28
こんばんは~

いまNHKで北八ヶ岳をスノウシューや
スノーモービル、ノルディックスキー等で
散策したりしている映像を見ていて
九州とはいえまるで北国のような風景に
圧倒されました。

雪景色は最高ですね
返信する

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