出かける時は大雨やったけど今日は朝からええ天気。大気中の塵が全部落ちたみたいで空気が澄んでる。もうすぐ１１月やというのに 半袖Ｔシャツなんかで通路側に出たら富士山が６合目くらいまで冠雪してるが なんとなくウザい。富士山削ってくれんかな？と思うｗ あれがなきゃいい景色なのにｗ 今の部屋は東を除いて山が見える。なんで結構気に入ってる。京都は盆地だから山がすぐ近いのだが・・その分夏はうだるように暑く冬は底冷えがする。あたしの山の家は盆地を見下ろす山の中腹にあったし 標高が１２００あったので夏は涼しく まあ日向は乾いてるが暑いｗ 冬は氷点下１５度まで落ちるのはご愛嬌。が盆地を見下ろす眺めはすこぶるいい。弟は長野なんで これまた山が近い。なんか 周りを山で囲まれてるとほっとする。生まれたのは三重の津なんで海が近いのだが 西は山だ。あー川が近いのは好き。家の近く・・といっても 親代わりの伯母の家だが塔世川 今は安濃川というらしいが そこで遊んだし 京都は鴨川に加茂川、高野川 桂川 人工ではあるが 疎水や高瀬川もあるのでこれまた好き。下鴨神社の御手洗祭りも好きだ。富山の八尾に風の盆に行ったときには 街の中縦横に狭い水路が走ってて これの水の流れる音が素敵であった。せせらぎの音が 胡弓と三味と謡に混じって素敵なのである。東京 区内は知らないが 多摩だと多摩川・・ってあれ下水の浄化水の流れるでかいドブだ。上流に 鳩ノ巣とか行けば一見清流ぽいが カヌーイストの野田友佑氏に言わせると上流の旅館の下水の浄化槽の排水で川底の岩にトイレットペーパーがからみついてるとかｗ まあ死んだ川である。玉川上水って太宰治が入水自殺したんで有名だが 当時ならいざしらず 今は水深３０センチも無いので 顔洗うくらいが関の山。国立には多摩丘陵から湧いてる湧き水があって それが矢川って川になってる。涌水で排水が入ってないので 浅いが水が澄んでて水草なんか生えてるのだが。時々鷺がいたりする。住宅街の真ん中なのに不思議なところだ。国分寺から流れてる野川も涌水である。ここも水がきれいである。まあ 山の近く水の近くが好きである。山の家のそばに名も無い谷川があって そこは野生のクレソンが群生してる。晩のおかずのサラダによく採りにいったものである。
駄作以下である。昨夜 知人とご飯する約束があったのだが 雨上がるはずだったのに止まなかったんで 電話したんだが出ない。で 待ち時間に読まずに返すはずだった 若葉の宿 中村理聖著 集英社刊をぱらぱら見てたんだが（読んでいたとは言わないｗ）まー この人京言葉の使い方 なんもわかってへんやん・・と呆れた。まあ観光ガイドにあるような行事の記述はあるけど 京都のあの古いけどあたらしもん好き ほんの少しだけ気を遣うとことか そういう京都の根っこみたいなところがなんも描けてない。そもそも東山と山科の距離感てわかんてんのか？という話。商家でも無いのに蔵があったり まあ突っ込みどころ満載である。若い女性向けの京都の観光ガイドをＮＨＫの朝の連続ドラマに押し込んだ・・と言えばわかりがいいだろうかｗ ナマの京都が知りたければ 入江敦彦 鷲田清一 森見登美彦氏を読めと言いたい。観光京都を満喫したければ柏井壽氏である。アンチ京都なら井上章一氏ｗか。とにかく初版が今年の６月なのに もうamazonで３４円・・定価１６００円だが それが雄弁に物語ってるのである。書評をあてにしてはいけない見本のようなものだ。しかしこの著者すばる新人賞らしいが 最近の賞 まあ芥川も直木もだが 受賞作は読むな・・と言いたい。駄作の中から多少マシなのを選んだ程度だからだ。あー気分悪いので入江敦彦のＫＹＯのお言葉でも口直しに読むことにする。
