今日4冊目の のろのろ歩け 中島京子著 文藝春秋刊 3つの話が一冊に。中国と台湾がらみの話だ。おかんの一族は戦前台湾の彰化で果樹園をやってたので あーもちろん日本人だがw 三部目の天燈幸福はちょっと面白かった。おかんを連れて一度行きたかったが もう歳なんで多分無理だろう。あたしだけでも一度行って見たいと思う。まあ中島京子って 作品によってがらりと作風が変わるので面白い。本書も面白いが書架には入らず。既読の3冊と併せて明日返却してくるつもりだ。
読むべき本だと思う。長いお別れ 中島京子著 文藝春秋刊 2015年初版 小説ではあるが 人がどう終わりを迎えるか・・家族がどうあるべきなのか それを考えさせる・・と言う意味では必読だと思う。みなそれぞれに置かれる環境は違うとしても みんな最後は終わるのである。多くは書かない。とにかく読むことをお勧めする。
面白い。まあ婦人公論に2014年から連載されてたやつをまとめたものだが。彼女に関する十二章 中島京子著 中央公論新社刊 初版は2016年だ。まあお堅い雑誌のお堅くもないかw 婦人誌 それも月刊の連載だから期待してなかったのだが まあ引用の仕方が見事 話のドタバタ加減も見事 文学作品・・ではない。 見事にエンターテイメントであるw まあ美味しいラーメンだが 無茶苦茶な素材をよくここまで破綻なく笑い飛ばせる話にできるものだな・・と感心する。買うまでの価値はないが 読む価値は充分にある。さあ図書館に走ろうw
実家行ってきます。昨日おかんから電話がきて 退院したとのこと。なんで 週末はバスが高いので週明けの30日の晩のバスで実家行ってきます。台風来てるから運行中止になったらどうしよう・・今回は病み上がりなんで10日の予定。戻りは9日のバスだから10日早朝新宿。なので 借りてた本は全部読んだ・・・あのどーしようもない若葉の宿まで読んで後悔したのだが 10日も行ってたら暇である。さて なんか娯楽・・というわけで 中島京子のかたづの!が面白かったんで 今回は中島京子一色。6冊も借りてきたのだが さすがに老夫婦んとこで 長いお別れ・・なんか読めないし ハードカバーが4冊もあるのでこの週末に2,3冊は消化しなくちゃならない。借りたのは小さなおうち 平成大家族 長いお別れ 妻が椎茸だったころ 彼女に関する十二章 のろのろ歩けである。 椎茸はソフトカバー 小さいおうちと平成大家族は文庫を借りたので この3冊は持って行くわけだが。実家なんで洗濯はできるので 衣類は最低限 20リッターのデイパックでこそっと行くので ハードカバーを何冊も持っていくのはしんどいのである。今 彼女に関する十二章を読んでるのだが 面白い。先に酷評した某書と比べたら雲泥の差である。やっぱり数は読んで ゴミはポイポイ捨てなきゃなぁ・・と思うのである。