憲法七条で総理には衆議院を解散する権利があるが あれみんな議席を失ってただの人になるのに なぜ万歳三唱するのか疑問だったのである。解散するのがそんなに目出度いのか・・と。あれ実は 天皇を立てて 奉加・・にしよう・・という話があったらしいのだが 奉加三唱だと ほうが~ぁほうが~ぁほうが~となって 唱和すると後の2回が あほうが~に聞こえるので取りやめになったらしいw お馬鹿な話である。もう自民と希望の党がひたすら煩いのである。あの名前を連呼するだけの選挙カーは廃止にするべきだ・・と思うのだがいかがだろうか?
行ってきました。図書館まで。サンダル履きで自転車で気楽に行けるから良い・・というか そんなだらしない格好で出るな?という話はあるだろうが 図書館はあたしの第二書架なので気にしないw 予約でいれておいた 死なないでいる理由 鷲田清一著 小学館刊が準備できましたになったので 厭世マニュアアルを返して取ってきた。ついでに ビリー・ホリディの自伝の 月に願いを ビリー・ホリディの生涯とその時代 ドナルド・クラーク著と ジョニ・ミッチェルという生き方 ミッシェル・マーサー著を借りてきた。まあ後者2冊は偉大なJazzシンガーの自伝と フォークソングのシンガーソングライターの自伝なんで そんなもんは本とは認めん・・とか言われそうだがw まあ 音楽好きが その時代実際はどう動いてたのか?って今頃になって再検証してるだけの話だ。当時は曲でしか情報が無かったから どういう背景?ってさっぱりわからず というか気にもせず聴いてたわけだがw さて後述の2冊については また後で書く。一応amazonの欲しいものリストにははいってるんだが 古書でもいいお値段がするので悩んでいたわけである。で 一冊目の鷲田清和氏の死なないでいる理由・・だが まああたしがメンタルチャットの管理人だし 去年ほとんど死にかけたので タイトルだけで読むのは必然と思う。氏の著作は京都の平熱(日常の生活する京都を描いた著作で あたしは絶賛するんだがw)で 読んでいるのだが本業の臨床哲学や哲学の領域の著作は読んでないので興味があったわけである。京都生まれの京都育ち 京大から京大の院に進み阪大の総長 今は京都市立芸大の学長である。まあ哲学畑の人なんで 読み辛いか?と思えばそうでもない。今数ページぱらぱらめくって拾い読みしてみたが 興味深い。ちょっと森見氏にも通じるところがあって 京都で学生時代を送る関西人は みんなこうなるぞーみたいなところもあって面白い。ちなみに あたしも関西なので 東大は官僚に 京大は学者になる・・って思ってるから 東大よりも京大のほうが上だ・・と思ってるwもっともあたしは どちらにも縁は無いのだがw まあいい歳になって自分の人生やら仕事を振り返って あまつさえ7%の生還率で生き返って来たら こういう本は読まなきゃというより 本があたしを呼ぶので もうamazonでポチしてあるのである。まあ こういう小難しく見える本の常で格安だったのはありがたい。内容はごく平易な言葉で書かれているので 哲学書じゃなくてエッセイに近いのだが こういう人の頭の中をちょっとでも覗けるというのは楽しいことである。数ページ読んだだけだが これはあたしの書架には必要な本だな・・と思う。まあ 後は全部読んでから何か言い出すだろうがw
京都本というか京都グルメ本の著者(まあガイド本も多いのだが)の柏井壽氏だが グルメ好きが高じて鴨川食堂シリーズなんてのを書いてるのだが・・・京都に行く人が何を求めて行くのかあたしは知らないけど 少なくともあたしが求める学生の街京都ではない。まあこの人 京都の有名どころを列挙してるんだが 確かに美味しいと評判の店は並んでるんだけどね。実際 地元民がこういうお高い店に行くか?というと 京都って庶民は普通に質素なんでまず行かない。柏井氏は北区の歯医者さんだったと思うので 高級住宅地に住んで 高いお店を批評してるわけである。京都市北区と言えば 京都だがあんまり観光地は無い高級住宅地 まあ全部がそうではないけど 東京で言えば田園調布とか 中央線なら国立とか・・ 洒落た店はぽちぽちあるけど 基本観光客は来ない静かな住宅街である。まあ そういうところに住んで 歯医者さんだからお金に余裕があるんだろう。氏の本に書かれてる店は まあある程度は知ってるけど ちょっと食べたら最低万円レベルの店である。まーあたしが貧乏だから そういうお高い店に行けないというか そこまで・・って思わないから行かないってのもあるが どうも人種が違うのである。まあ必死に庶民グルメ的な鴨川食堂シリーズなんか書いてるけど 何冊か読んだが どうも違和感満載なのである。こう食の知識を駆使して おいしんぼや孤独のグルメ的なものを書こうとしたらしいんだが そういう食生活してないのが見え見えで 図書館で何冊か借りたが薄い話だな・・という感想。ガイド本はそれなりにポイントをついてるけどねぇ。洛中の旦那さん方によく見える一種の感覚 まあ鉾町以外は洛中ちゃう・・みたいな感覚があって それもどうもなぁ・・と思うのである。井上章一氏の京都嫌いを読めばわかると思うんだが ああいう嫌らしさがあるのも京都ではある。あたしは 学生の街京都だから 柏井氏の言う古都京都とは別物なので どうもあんまり好きではない。おひとり京都の・・・のシリーズは全部買ったけどねぇ もちろん古書だが。あたしみたいに学生時代京都で京都が好きな人って作家の森見登美彦氏だが 彼の描く京都があたしの京都である。