ヤフオクで手続きしないまま bookoffまだなんか出るかな?と思ってたら また沢田重隆の本が出てる。都合3冊落としたんだがこれだと千円いかない。で止めときゃいいのに図書館に無い麻生圭子の単行本を3冊と森見登美彦の持ってないのを2冊 町山智弘の本も落札して一段落だが 10冊買ったのにまだ2千円いかない。何冊買っても同梱できるから送料390円とお安い(対amazonマケプレ)だが あと千円買えば送料が無料に・・て悪魔の誘惑が・・で JazzのCD見てたら欲しいのが色々あって 結局4千円くらい買ってしまった。まあ店頭で買えば送料もいらないのだけど そこに行くまでの交通費とか時間考えると悪くない。3千円超えたので送料は無料だ・・しかし出先で何してんだ?という話だがw すでにキャリーバッグの中は相当量の本が入ってるw まあ東京に届くからそれはいいんだが 京町家は諦めても本とCDは諦められないのである。しかしヤフオク 普通の出品者から買うと送料高いし amazonのマケプレも350円はするので ヤフオクのブクオフはお安くていい。ちなみに麻生圭子もう買わないと宣言したが 一冊198円が3冊だから 安い文庫本くらいの値段なんで勘弁してw
いつもの古本屋の美術書コーナーを漁ってきた。今日も2冊 月の時間 森光伸著(写真集だが) 光村推古書院刊 平成11年初版 月夜の夜の写真集だ。静かな凛とした写真が素敵。もう一冊 空へ 羽部恒雄著(これも写真集)空のある風景を写した写真だ。どちらも夜に格好つけてJazzでも聴きながらグラスを傾けながらぼーっと見てる・・・あー キザったらしいw だらだら呑みながらみてるのにちょうど良いw 2冊で200円 しかし光村推古書院て なんとも洒落た写真集を出す出版社だ。調べてみたら堀川三条にある社員7名の小さな出版社。でもここの本は洒落てる。お気に入りだ。またヤフオクで沢田重隆氏が挿絵書いてる本を買った。既に故人だが この人を知ったのは寿岳章子氏の京都町なかの暮らしからである。なんか なんでもかんでも京都に繋がるから 京都が好きなんだろう。観光地らしいところや雑誌に紹介されるような店にはとんと縁が無く 暮らすように京都にいる。長年の願望だった京町家暮らしも落としどころが見えてきた・・というか もー無理・・ってわけなんでamazonで町家再生の本なんか買ってこれでいいか・・ってとこである。津の従姉妹の家(娘三人がみんな美人だ)が 元お金持ちの家だったみたいで庭に築山や池まであったのだが そういう古い家の美しさを知ってるから 京町家にあこがれるんだろう。先日何十年かぶりに津に行ったときに訪れてみたら 建て直されて跡形も無かったのは悲しい。台所は土間で手押しポンプで汲む井戸まであったし 風呂は薪で焚く五右衛門風呂だった。裏庭には葡萄棚があったりして・・昭和って良い時代だったと思う。古いものと新しいものが混在していて楽しい時代だったのよ。みんな貧乏だったけどね。
家探しももう2年目に入ったけど いい物件に当たらない・・というかいい物件そのものが無い。昔から京町家に住みたかったのだけど いつの間にかとんでもない値段になってるわけで・・昨今のインバウンド需要で京都は宿が足らないのでもう吊り上げ放題だ。先日書いた寺町の3998万の町家だって築100年くらいの 外から見るとボロ屋が未改装だからぼったくり価格だ。東山で1580万くらいの築100年くらいの京町家は出てるけど ほぼ廃屋寸前である。この場合は 麻生圭子風に正しい京町家としてフルリノベーションする(構造・間取りはそのままで水周りは最新 壁は塗りなおし畳もかえて・・)か 永江朗みたいにモダンにフルリノベーションするかのどちらかしかない。あちこち見てたら 鈴・・て京町家をフルリノベーションして一棟貸しの宿にしてる会社のサイトにぶちあたった。京風モダンなんで どんなもんか?とあちこちの宿を見てみたのだけど モダンすぎる。おまけに一棟貸しなんで 土日は二人で5万円くらい 素泊まりでである。確かに京都の町家なんだけど モダンに改装すると 魅力が全部無くなってる。これじゃ意味無いよなあ・・と思う。 あたしの住みたい京町家は水周りだけ新しくして内装は昔のままやり直した京町家・・ってことになるから麻生圭子の北区や東山の京町家が理想。まあ商家とか普通の仕舞屋にしても明るいのは通りに面した一部屋だけ。ダイドコは窓は無いし 座敷は坪庭から光が入るものの 総じて暗い。走り庭は昔はおくどさんで薪を焚いてたから少しはあたたかかったかも知れないけど火袋(煙を逃がすための吹き抜け 天窓があって中から紐で開閉できるが)があるので暖房入れても冬は途方もなく寒い。さて2階に行く階段は半端なく急な階段だ。大阪の義母のマンションが隔階だけにエレベータが止まる仕様で 部屋は11階だが エレベータが止まるのは10階か12階。そこから 廊下を歩いて階段で上がるか 下がるかだ。エレベータが止まらない階は外通路が無いので 両面にバルコニーがあるので そこを買ったらしいのだが 歳を取って足が不自由になると 20段にも満たない階段が障壁になって外に出れない 失敗した~というのである。まあ足が弱ると椅子にもなる手押し車とか車椅子とか 階段あったら無理なんでなるほどなーと思う。東京の部屋は各階に止まるし 裏口は高齢化を見据えての自動ドアになった。まあ今は階段があってもいいけど あたしも若くは無い。そのうち足腰も弱って 階段の上がり降りが苦痛になるだろう。そういう時に 京町家の急な階段とか 土間に下りる流しとか 外のお風呂やお便所・・って 耐えられるか? それに4千万とか出せるか?と考えるとこれも無理だよなぁ・・という結論。2年ぐらいかけていろいろ見て いいところも悪いところも見えた。京都市の中でも何処に住みたいか?だって動いて見なきゃわかんない。無駄な2年間だった・・と思うか 勉強させてもらった2年間だった・・と思うかは人それぞれである。京都に部屋は欲しい。できれば京町家・・って思ってはいるけど現実的にそれは無理だろう。エレベータ付きで段差の無い 後からお金のかかんない部屋ってのが 長く京都に住むための最良の案だろうなぁ・・と思う。今はホテルとゲストハウスを使って京都にいるのだが 宿泊代無駄だから 部屋借りれば・という意見もあるにはある。出町柳で1Kがほぼ4万だ。ただし それだけでは済まない。管理費もガス代も電気代も水道代も家具も布団も電化製品もいる。ゴミ出しだってしなくちゃならん。税金もかかる。それを考えたら何もしないで宿泊代だけ払えばいい・・ってのは案外気楽なのだ。嫌なら他のところにすぐ移れるのだし。
古本屋に行ったら 京都の写真集というか名所案内?の写真集があったので買ってきた。京都桜名所と京都紅葉案内の2冊 水野克比古著 光村推古書院(聞いた事がない) それぞれ1600円 平成15年初版 あと京都の名園 庭 山本健三著 光村推古書院刊 1997年二刷 1000円 京都、おいで 小川康貴著 光村推古書院刊 平成18年初版 1600円 まあ どれも100円なんで全部で400円w こういう本の買い方をしてると 何も無理して新刊の新本を買わなくてもいいじゃない?という気になる。あたしのスタイルは古書店で面白そうなものを買う→読みたいのは図書館検索してあれば借りて 蔵書にしたければamazonで古書を買う→図書館に無いが読みたいのでamazonで古書を買う・・というスタイルである。ついでに棚を見てたら 麻生圭子の京できもの遊び 集英社刊 2008年初版があったので買う。これも定価1900円だけど古書なので100円。つくづく麻生圭子の単行本て人気が無いのね・・と思う。amazonのマケプレだと大体1円だし・・まあ あたしも学生時代は湯のし屋でバイトしてたし コンピュータの勉強してたくせにやりたい仕事は手描き友禅の職人・・て矛盾してるけどw さて本書 あんまり麻生圭子流の嫌らしさは無いものの あたしはこういう新しいスタイルできものを楽しんでるわよ・・というのがあって ちょっと嫌。まあ 麻生氏は着てるが あたしは制作の工程の一部をかじってるだけなんで 話3割くらいしかわかんないのだが・・お茶やってるからこんなこともわかるのよ・・みたいな自慢はちょいと嫌。まーだけど エッセイストやら作詞家がなんで お茶にはまるんかよーわからん。永江朗も京都に茶室を・・で中京の別荘(茶室以外は北欧風+ウィリアム・モリスの壁紙とかわけわからん)とか 麻生圭子はもう完璧な京町家の暮らしを目指してるし・・なんでそこまで お茶お茶というのかよくわからん・いいたいところだが 高校時代茶道部にちょっと席を置いてたあたしが言うのもなんだかなーだけどw さて京町家の話だが あちこち見ていたら下鴨にフルリノベーションしたモダンな町家が売りに出てるのが目にとまった。叡電の線路脇だが出町柳まで10分 改装前は単なるボロ屋だが改装後はすさまじくモダンな町家・・まあ永江路線である。あーこれならいいよな・・と思うものの価格3570万w 後から手はかからんみたいなんで いいだろうが 諸経費入れたら4000万だw 絶対手が出ない。2000万以下の町家って清水五条とか北区紫野とかあるんだけど どれも未改装なんで どれだけお金かかるかわからん代物である。嫁はんに こんなのあるよー見にいかへん?とか誘っても 内装写真見た途端に これは嫌・・とおっしゃるw まあ戦後に改装されてトイレは水洗になってるけど和式で 男子用の朝顔がついてたりするわけで こういうのも含めてフルリノベーションしなきゃ無理な代物ばかりだ。おまけに路地の奥だったりして再建築不可が多い(幅のある公道に2m以上接してないと再建築できない)し できても 昔の建築基準法なんかろくに無かった時代に敷地いっぱいに建ってたりするので 取り壊して新築すると現行の建築基準法の制約を受けるのでおおむね建蔽率60の容積率200なので 勢い構造体は残して 他は全部新しくする・・というのが京都の常識だったりする。朝京阪の特急で大阪の実家に行ったのだが 丹波橋は魅力の無い光景だし 淀に至っては工場やらなんやらで(特急は止まらん)更に魅力が無い。東京売ってまで買うようなところじゃないな・・というのが正直なところである。大阪の実家の高層マンションのほかの部屋の売り広告が出てたんで現地事務所に3回も行ったのに 誰もいない。他の客を案内してたんだと思うが 売る気あるんかい?というところである。ちなみに京橋の駅から徒歩10分以下で80平米あって4LDK 2280万・・てかなり安いな・・というのが実感である。同じ棟なので介護になっても便利・・とは思うものの 逆さに振っても3000万近くの金は無いw それだけあれば下鴨の町家が欲しいとは思うものの これは更に手が出ないわけで・・不動産見てるのって結構楽しいんだが 買うとなると宝くじでも当たらなきゃ・・という価格なのは言うまでも無いw しかし京阪の車内アナウンスの英語の発音は見事だ。多分ネイティブの人なんだろう。それに比べて東京のJRの酷さ まあ小田急なんか更に酷いけど あれってネイティブの人が聴いて理解できるんだろうか?というお粗末さなのはいただけない。嫁はんに言わせると変なところで巻き舌になってて あれじゃわからんだろう・・とのことだ。英語音痴のあたしが聴いても大丈夫かぁ?と思うぐらいなのだから。さて 京都で買う候補から北区が落ちた。メインの通りから一本入れば住環境はいいんだが京都らしさをほとんど感じないうえ 買物が不便 まあ住宅地だからしかたないけど・・ あれなら東京と変わらんぞ?と言うわけで戦力外だ。どんどん候補が絞り込まれていくのはいいのだが 調べれば調べるほどいい物件は手の届かない金額だ・・というのがわかってきて憂鬱なのである。
好きじゃない。家系ラーメン。地下鉄烏丸線の今出川の駅を降りると目の前が同志社なんだけど その西側に あくた川って家系ラーメン屋がある。いつも行列ができてるので そんなに美味しいのか?とググって見たら店主が 京都でも美味しい家系ラーメンを・・って 東京中野の武蔵屋・・ってお店で修行して開いた店らしい。あたしは東京でラーメンなら蒙古タンメン中本しか行かないから 家系はさっぱりわからん。なんか記事によれば豚骨醤油に鶏油が浮いてるそうなんで ますます興味がない。豚骨も醤油もあんまり好きではない。あたしは味噌つーか北極派だw まあそんなことはどうでもいいが 麺は有名な東京の酒井製麺?からお取り寄せだそうで こだわりの家系らしい。並で650円 みんなお代わり無料の50円の白ご飯を頼むらしいけど・・京都のラーメンと言えば 京都駅のそばの新福菜館とか第一旭が有名なんだが(第一旭なんか朝7時前から行列してる)新福菜館は美味しいんだがちょいと獣臭くて まあ大量の九条ねぎで打ち消してるけど はまる・・というほどではない。第一旭は行列に並ぶのが嫌だし 京都駅周辺はほとんど行かないので縁がない(新福菜館は荒神口に支店があるが)あー 話は戻る。で いつも行列してるから そんなに美味しいのか?と思えばカウンター8席しかなくて みんなご飯のお代わりをするので ひたすら回転が悪くて行列・・らしい。まあネットには色々書いてあるけど あたしは新町上立売のセンボンカリーに行こうとして 横目で見ただけだが。京都まで来て京料理でなくてラーメンは無いだろ?とか言われそうだが お金のない学生は 安くて量のあるラーメンとかカレーとかチキンカツとか食べ放題とかそんなもんだ。あたしも京都にいながら京都らしいご飯は鯖寿司か京うどん・・くらいのもんで 雑誌の京都特集に出てくるようなお店に行ったためしがない。 大体ああ言うお店はいいお値段がするので縁が無いというのが真相なのだが・・お洒落じゃないよねぇw