酷い。東京育ちの京都案内 麻生圭子著 文藝春秋刊 1999年初版。最初20ページくらい読んでもうむかついた。地元民が 京都はこうだ・と決めつけて本に書いたのが一番許せん・・というのがよくわかる。あたしはよそさんだけど 学生時代は京都だったし奈良も住んでたから まあ関西人だけど京都寄りなのだろうが・・・ ほとんど京都人に喧嘩を売ってるんじゃないか?というような内容である。嘘も多いし・・京都タワーって燭台と和ろうそくをイメージしたものなんです・・って あれは灯台がモチーフなんだけど なぜ校正で引っかからなかったのか不明である。あと 細かいところで感情を逆なでするような書き方が多いし・・ 京都になんか恨みでもあるのか?というような文言が多すぎる。昔の京都駅も知ってるけど今の京都駅も好き。常に新しいものをを取り入れて消化していくところが京都なんだが・・醜悪・・と言ってしまえば新宿の方が比べ物にならんくらい醜悪である。なんかなんでも古都京都でなきゃいかんような変な先入観があるようだが・・まあ古くからの町家が壊されてマンションや商業ビルになるのは あたしだって嫌だけど それは限られたエリアに多く見られることなのだけど・・さて この本図書館で借りて読んだのだが あまりにも呆れたので もういいや・・と思った反面 東京の人・・って京都をこういう目で見てるんだな・・と変な意味で面白かったのである。東京の人って こんなことも知らないで そうだ京都に行こう・・なんだなと思った次第。
過去の本。スローライフ入門 カール・オノレイ著 ソニーマガジンズ刊 2005年初版。病院の待合室にあって ちょいと面白そうだったんで 買ってみようかとamazonで検索したら100円だったのでカートに入れてみたのだけど念のため図書館検索したらあったので借りてきたが さすがにロハスを言われてた時代の本だけあって中身が古い。ファーストフードではなくスローフードを・・とか 働く時間を短くして余暇を他に使えば効率が上がるだの 西洋医学ではない東洋医学とか 瞑想が・・とか まあ当時では最先端だったのだろうが 今見れば陳腐な内容。送料350円だったから買っても450円だけどいらないw で 麻生圭子の旧ブログ634を全部読んで あー猫写真と自分の本と宣伝ばかりだな・・とは思ったものの なんか違うのが読んでみたくて(当然買う気は無いので)図書館にあった東京育ちの京都案内が準備できましたので ロハス本返しがてら取ってくる。ついでに薬局に行かねば。