オオバノトンボソウ

　【オオバノトンボソウ】ラン科ツレサギソウ属、大葉の蜻蛉草

　ランの仲間が咲いていた。地味なのでトンボソウの仲間だろうと見当を付けて家に帰ってから調べたら、どうやら「オオバノトンボソウ」のようだ。
　これからも達者でな。盗られないよう幸運を祈る。
　

　　

　　
　　2010.7.24　国上山で

ベニバナイチゴ

　バラ科キイチゴ属【ベニバナイチゴ】、紅花苺

　この花を見ると、もっと開いている花を見つけたくなり、割合大きく開いている花を見つけると、次は傷んでいない花を見つけたくなる。大きく開花しないのはこの花の特徴のようだ。しかし花弁の傷みは虫のせいなのだろうか。細かい穴がたくさん開いている。

　　
　　2010.7.18　栂池自然園で　

ゴゼンタチバナ

　ミズキ科ゴゼンタチバナ属【ゴゼンタチバナ】、御前橘

　高貴な感じの名称である。
　林下には白い放射相称型の植物が何種類か生えている。その一つゴゼンタチバナが咲いていたので撮ってきたが、本日良く見ると開いているのは総苞で肝腎の細かい花はまだ閉じていた。
　以前撮った写真ではちゃんと開いていた。花弁は４枚、雄しべが４本、黒い雌しべが１本見えていた。

　　

　　
　　2010.7.18　栂池自然園で

　　
　　2004.7.3　爺ヶ岳柏原新道で

チングルマ

　梅雨明け後連日３０℃を超え、心身ともにストレスが溜まる。先週の『栂池自然園』を思い出すと涼しさが少し戻ってくる。

　【チングルマ】バラ科ダイコンソウ属、稚児車。草ではなく小低木の分類になる。

　‘お花畑’の代表選手の1人。とても晴れやかに、そして強い紫外線を跳ね返すような勢いを感じる花でもある。

　　

　　
　　2010.7.18　栂池自然園で

ハエドクソウ

　【ハエドクソウ】（ハエドクソウ科ハエドクソウ属）、蠅毒草

　すごい名前の花である。根を煮詰めた汁でハエ取り紙を作ったとか。
　前回国上山に登ったときに見ていたのだが、小さくて暗くて手振れがひどく写真にならなかった。今回は明るいので手持ちでも何とかなった。拡大写真で初めて花の構造が少しだけ分かったが、小さ過ぎて肉眼では何が何だか良く分からない草花である。

　　

　　

　　
　　2010.7.24　国上山で