未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

請願2本、採択されず

2014-12-09 08:30:20 | 泉佐野市議会
 昨日の総務産業委員会で、私が紹介議員となっていた2本の請願について審議されました。結果はどちらも賛成少数で不採択。力になれず残念です。

 ひとつは、泉が丘の庄八池の埋め立てをめぐって、「町会の賛否の取り方が公正な判断を誤らせる条件であったことから、池周囲の交通問題解決方法のさらなる検討と、町会の再度のアンケート実施を求める」ことを市が町会にはたらきかけるよう、議会から市に要請してほしい、というもの。
 この件に関しては、反対住民の方々からご意見を伺っていた経過からも、強引な進め方に疑問を感じていました。反対されている方たちの意見が汲み取られずに、議会でもこれまでに、調査・測量の予算、水利権の廃止が議決されてきました。(我が共産党会派は反対しましたが。)
 住民間でまだまだ話し合っていただく余地があるにもかかわらず、行政がどんどん前に進めていく状況はなぜ生まれてしまうのでしょう。

 議会も、生の声に耳を貸さず、当局の提案に賛成する議員が大半、という状況がなぜ生まれてしまうのでしょう。
 このことに限らず、この間折に触れ感じてきたことです。
「議会の良識」が問われています。

 もう一本は、「市民課窓口業務の民間委託の中止を求める」請願で、署名は第1次分で1500以上、追加で260以上が提出された、大きな市民運動となっているものです。
 これについては、以前にも書いたとおりで、「なんでも民間委託」の方針の中でも、特に心配、懸念の大きなものですが、残念ながら不採択となりました。反対意見は、「担当課が安全だと言っている。」「やってみる価値がある。」などということでした。

 数多い案件に議論が続き、意見陳述のために出席いただいた請願人さんはじめ多くの傍聴のみなさんを、午後5時以降の延長後までお待たせし、大変気の毒でした。結果も不採択で、ひじょうに残念です。今後の取り組みを考えていかねばなりません。