未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

土曜授業

2016-01-15 16:23:11 | 子どもは未来の担い手
 12月議会のご報告は「山下ゆみニュース」の年末年始号に掲載しましたが、紙面の都合で私の代表質問の2点目「学校教育について」は「維新型教育改革」を批判する立場で取り上げた項目の紹介にとどまっています。次号で詳しく掲載する予定ですが、取り上げた3つのうち「土曜授業」について、ここに記しておきたいと思います。

 来年度から市立のすべての小中学校で、第4土曜日に午前中3時間の授業を実施することになりました。7・8・12・3月を除き、年8回実施されます。
 
 12月議会の質問では、「ゆとり」のためと言いながら実際には子どもたち、先生方に負担を押し付けるものであること、本市だけで行えばクラブの試合などに出られなくなるケースも起こること、先生方の勤務条件にムリが生じることなど問題点を指摘し、拙速に実施しないよう求めました。
 しかし、1月の教育委員会議では、お一人の委員さんから「先生方にはご負担をおかけすることになると思うが、致し方ない。」という感想が出されただけで、すんなりと決まってしまいました。

 すでに年末には、町会を通じて教育委員会から次のような文書が各地域に届き、うちの自治会でも回覧されました。

 文書の内容についてはこちら→ 「保護者・地域のみなさまへ」(泉佐野市教育委員会)

 今年度から夏休みが1週間短くなったばかり。その検証もないまま、他市に先駆けて土曜授業を導入し、クラブの試合など他市との連携が必要な行事について「理解を求める」とは、あまりにも身勝手で拙速ではないでしょうか。