
blueさんが、送られてきた「漢字バトン」に対する回答と次なる方へのバトンを兼ねて、
ブログのお仲間に漢字一文字をイメージして贈ってくださった。
なんと、その中に私の名前もあり、頂いた漢字は「地」。
「地」とは何とも嬉しい!と、思わずニヤッとしてしまった。
おそらく、田んぼや畑の作業から、土のイメージがあったのだろう。
私が「大地」という文字に惹かれたのは、娘が弾いたピアノ伴奏が始まりだったと思う。
カンタータ『土の歌』第七楽章「大地讃頌」。
♪ははなる大地のふところに、ひとのこのよろこびはある。
大地を愛せよ、大地に生きる。
ひとのこ そのたつ土に感謝せよ~♪
片手間ながらでも農を通して土に触れていると、大地には計り知れない尊さを感じる。
この大地が汚れたら、生み出されていく全てのものが汚れていくだろう。
そして、蒔かれた種を懐に抱き根を伸ばし、やがて豊かな実のなる植物に育てていく。
まさに慈しみ深き母なる大地。
先日、楽譜の置いてある本棚を片付けていて、懐かしい楽譜を見つけた。
娘が手作りで作った「大地讃頌」の楽譜。
書き込みをして、毎日毎日練習に励んでいた懐かしいあのころ。
コーラスを壊すことなく控えめに響く、娘の伴奏だったっけ、、、。
楽譜を広げてみると、遠い昔が懐かしく思い出された。
そして、はたと気付く。
そうだ、「ははなる大地のふところに、ひとのこのよろこびはある。」のだと。