風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

形状記憶

2007年01月05日 | 本いろいろ





今朝の冷え込みはまた一段と厳しかった~~。
通勤時の車の気温計は、氷点下3度を指していた。

でも最近、朝玄関の掃除をして、僅かの間玄関の戸を少し隙間を開けて風を通すことにしている。
それは、『おそうじ風水』を読んで、自分も試してみようと思ったからだ。
一口に「掃除」と言ってもいろいろ意味があるものだなぁとつくづく思う。
昔の人が、頭に手ぬぐいを被って、掃いたり拭いたりする基本的な掃除にはそれなりの意味があった訳で、今は便利なモップでササッと済ますことが多いけれど、水拭きは侮るべからざるかな。

読んでとても印象的だったのは、「少しずつ空間にきれいを覚えさせる。」という部分。
きれいな状態をしばらく続けると、空間が「ここはきれいでなくてはいけない」とその状態を覚えると言うのだ。
あ、なるほどね~~~。
道端にゴミが沢山捨ててあるところには、捨てていい場所と思われてゴミは段々増えていく。
反対にゴミが一つも捨てられていないところには、誰も捨てたりはしないものである。
我が家でも、トイレのスリッパの脱ぎ方で誰が使ったか以前は一目瞭然だったが、私が揃えると
まず孫が最初に真似をした。
そして、今ではほぼみんながきちんと揃えるようになった。

そういう生活習慣なども、形として記憶されていくものなのだ。
今は、形状記憶衣料とかクリーニングとかいろいろある。
とにかく、私の目下の趣味?はお掃除かな~。それだけまだまだ片付かないという事だけど(笑)
コメント
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