風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

聴く耳

2010年03月06日 | 呟き、思い、独り言
先日、受動喫煙のアンケートがあって、ふと思ったことがあった。

今や、職場でも公共の施設でも、あらゆる所が禁煙になってきている。
また、受動喫煙の害についても、すでに万人に浸透しているのではないだろうか。
それでもタバコが止められない愛煙家の方々は多いと思う。
外で自由に吸えなくなって唯一自由に吸える場所はというと、結局自宅になるのかなと思う。

家には子ども達もいて、本当は吸わないで貰いたいと家族は思っているかもしれない。
そんな家族の声に、愛煙家の方々はどんな態度をとるのだろうか。

タバコに限らずいろんな家族からの要望に、聴く耳はあるだろうか。
激怒したり暴言を吐いたり開き直ったり、、、してはいないだろうか。
人の言葉を聴く耳、真摯に受け止める態度。

読解力とは、文章を読む力だけではないそうである。
相手の気持ちを読む、心を察する力でもあるという。

幸い我が家ではタバコを吸う人はいない。
しかし、一歩外に出れば、人の集まるところ、飲み会の席など、まだまだ完全とは言えない。
場所を変えて吸ってくれる方はまだ良いが、そこまで気を遣わない方も多い。
また、悲しいかな、こちらもそれに何も言えない場合が多いのも事実である。


結局は、何事も本人の自覚無しには改善はしないのだと思った。
コメント
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