風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

思いの深さ

2013年12月20日 | 呟き、思い、独り言
相続登記が終了したとの連絡を頂いたのは昨夜。
今日は、登記手数料の支払いや登記書を頂きに、司法書士事務所に伺った。
この事務所には、この不動産を得た時からお世話になっている。

書類の説明を受け書類を受け取り、登記手数料を支払い、帰ろうとすると
支払った手数料の中から数千円を、夫へのお花代として差し出された。

「お花でも買って仏前にお供えください。」
「直接伺えればいいのだろうけれど、、。」
「突然でほんと大変だったね、、。」
「お体だけはお大事にね。」
「分からないことはいつでも聞きに来てね。」

思いがけないお見舞いとお気遣いに絶句してしまった。

見っとも無く、涙がぽろぽろこぼれて仕方がなかった。


自宅にも、今もってお供え物やお気遣いが届いている。
身内とか縁者ではなくても、純粋に夫の死を悼んで下さる方々の心、思いの深さに触れる度、私は感動と感謝で心が震えてしまう。
コメント
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