今日から5月、いよいよ初夏です。一年のうちで一番良い季節だと
思っていましたが、近頃は4月が梅雨のような天気で、5月はまるで
夏のような暑さです。世の中と同じように天候も変わるのでしょう。
昨年5月にバイオマス発電事業の視察見学でヨーロッパに行って
来ました。間伐材による木質バイオマス、食物残渣を原料にしたり、
牛の排泄物をメタン発酵させて発電する現場を見て来ました。
それがきっかけになり「バイオマス発電事業」の具現化のために昨年
(平成26年)10月28日に一般社団法人資源循環型地域づくり協議会
を設立しました。
その協議会に「力を貸して」という要望を宮城県栗原市の畜産農家の
皆さんからいただきましたので昨日、経済産業省資源エネルギー庁に
伺い、ホームページでは分かりにくい点等のお話を聞かせていただきました。
今日は農林水産省生産局の畜産企画課さんにお邪魔して、牛豚の排せつ
物処理で困っている栗原市サイドの現況と今後についてお話しさせていた
だき、事業立ち上げの時の注意点等をお聞きしようと思っています。
再生可能エネルギーという点だけでなく、畜産農家の経営、臭い等の
地域問題、排泄物を集める作業等による高齢者の就業機会の増大など、
地域の皆さんの喫緊の課題が詰まった事業です。皆さんのお力を結集
して必ず具現化させます。