昨晩(12月28日)夜8時過ぎから降りだした冷たい雨も本日朝早い時間にやみました。
3年前の今頃は冷たい雨が降って来ると客足が遠のき、売り上げが落ちることを心配していたなあと少々感慨にふけっていたのですが、何というタイミング、昨晩ビデオをセットしておいたNHKのBS2は伊丹十三監督の映画「スーパーの女」でした。「こんなに従業員の多いスーパーは無いよな」などと思いながらビデオを見ているうちに、なんだかまた食料品スーパーをやってみたくなりました。
スーパー、コンビニ、24時間営業のお弁当屋チエーンにあおられ、「存在感が無い業種だ」「時代遅れの業種だ」と自分自身に納得させて閉店を認めて来ましたがやはり自分で先頭に立って32年もやってきた商売には故郷意識はあります。ただ、思いでや郷愁で商売を始めても決してお客様の共感は得られない事はよく承知していても冷たい雨が思い出させるのかもしれません。
私はウェットな感情に浸っていますが、10月14日に新宿区の西早稲田で開店したアンテナショップ実験店舗の1号店はホットです。昨日15時30分に米沢市の観光物産協会の会長をお務めの内藤文徳さんが視察と「アンテナショップ2号店は米沢のお店を作らないか」という嬉しい打ち合わせでお見えになりました。
年明けには中小企業庁、農林水産省、厚生労働省の皆さんに呼びかけをして、具体的な検討会の場作りに着手し、申請中のNPO法人商店街まちづくり協議会の「アンテナショップ事業部」のホームページ作りを早々に始めさせたいと思っています。
後ろを見ながら「思いで話」をするのは似合ってない事は十分承知していますが、少しは感傷的な側面も持っている事をお知らせしたいと・・・・。
店内で内藤会長との記念写真を撮らせていただきました。
3年前の今頃は冷たい雨が降って来ると客足が遠のき、売り上げが落ちることを心配していたなあと少々感慨にふけっていたのですが、何というタイミング、昨晩ビデオをセットしておいたNHKのBS2は伊丹十三監督の映画「スーパーの女」でした。「こんなに従業員の多いスーパーは無いよな」などと思いながらビデオを見ているうちに、なんだかまた食料品スーパーをやってみたくなりました。
スーパー、コンビニ、24時間営業のお弁当屋チエーンにあおられ、「存在感が無い業種だ」「時代遅れの業種だ」と自分自身に納得させて閉店を認めて来ましたがやはり自分で先頭に立って32年もやってきた商売には故郷意識はあります。ただ、思いでや郷愁で商売を始めても決してお客様の共感は得られない事はよく承知していても冷たい雨が思い出させるのかもしれません。
私はウェットな感情に浸っていますが、10月14日に新宿区の西早稲田で開店したアンテナショップ実験店舗の1号店はホットです。昨日15時30分に米沢市の観光物産協会の会長をお務めの内藤文徳さんが視察と「アンテナショップ2号店は米沢のお店を作らないか」という嬉しい打ち合わせでお見えになりました。
年明けには中小企業庁、農林水産省、厚生労働省の皆さんに呼びかけをして、具体的な検討会の場作りに着手し、申請中のNPO法人商店街まちづくり協議会の「アンテナショップ事業部」のホームページ作りを早々に始めさせたいと思っています。
後ろを見ながら「思いで話」をするのは似合ってない事は十分承知していますが、少しは感傷的な側面も持っている事をお知らせしたいと・・・・。
店内で内藤会長との記念写真を撮らせていただきました。
貴方が議員になってからの最大の失敗は、店を弟さんに譲り、最後は閉店させたことだと思います。
それによって、貴方はご自身の寄って立つべき存在基盤を失ってしいました。
貴方のアイデンティティーは「スーパーのおやじ」であり、「肉屋の経営者」だったはずです。
「現場感覚」が売りであった貴方が、自ら現場を放棄して、国会で何が言えるというのでしょうか。
国会議員になっても、「私は毎週一度は白衣を着て店に出ています」が人を感動させたのではないでしょうか。
議員という特殊な人種の中で、貴方の個性、良いところがどんどん失われているように見えます。
先生として全国各地で下にも置かない歓待を受け、海外出張では国賓並の扱いを受け、通関はパス、ファーストクラスの待遇を喜んでいる間に、あなたはどんどん普通の一般庶民の感覚を失っているようです。
「普通の人の立場で世の中を見たいので、私はエコノミーで結構です」くらいの心意気を示していただいたら、見事でした。
今でも地下鉄で通っているのは立派ですが、今後もっと偉くなり、やがて車の窓からだけ世間を眺めるようになったら危険です。
それを忘れないために、お店はやめないでほしかった。
貴方の本来の姿は商店主であって、国会議員は仮の姿でしかなかったのに、今の貴方は国会議員専業になりました。
しかし、貴方の支持者の中には、白い上っ張りを着て店頭に立つ貴方が見たい、その同じ人が背広に着替えてバッジを付けてさっそうとして国会に立つ、われらの仲間の姿を見たい、と思っていた人がいたはずです。
私もそうでした。
真摯な目で人生を眺めてみれば、あれこれ策をめぐらし生き残りに狂奔する国会議員よりも、その日その日の糧をお客様に売って喜んでもらう商店主の方が、はるかに輝いたものに見えます。
かつて藤田まことの息子が生き方の選択を迫られた時、「何時来るか分からない仕事を待っている役者の仕事と、朝から仕込んだものを食べていただいて、おいしかった、ありがとうとお客様に喜んでいただくラーメン屋と、どちらを選ぶ」と藤田まことに言われて、「ラーメン屋の方がいい」と言ったという話を、感動を持って受け止めたことがあります。
様々な事情は本人にしか分かりませんから、断定しては申しわけありませんが、議員一本でやれると思ってしまったのか、店を譲って、ご自分のアイデンティティーを失った貴方の姿を、私は哀しみと共に見つめています。
今後、仮に議席を失ったら、貴方はどこに帰っていくのでしょうか。
今からでも遅くはありません。もう一度原点に立ち戻ってはいかがでしょうか。
そうしたら、今まで霞で見えなくなっていたものが見えてくるはずです。
32年の商売も、国会議員の活動も、店を閉店したことも、全てひっくるめてこれからの安井さんの活動に影響を与え、方向を示しているのだと思います。
私は一ヶ所に留まらずに、常に他人の踏み入れたことのない人生の活路を見出す安井さんの生き方に共感します。失礼ながら、国会議員を続けられても続けられなくても、そんなことは関係ないくらいの迫力をもってこれからも生きていっていただきたいと、安井ウォッチャーの一人として、遠くから応援しています。
ネット書き込みは「憶測」ありきで「真実」のように書き込む者が多いから困ったものです。
安井先生は全国各地の商店街を回り、常に現場を見て現場の立場からご協力してもらっています。
閉店のタイミングも、もし長引いていれば、今のお店の開店も、もしかすると無くなっていたかもしれません。
知ったフリで偉そうに書き込みされると本当に腹が立ちます。これからも全国の商店街活性の為、ぜひ頑張ってください!