今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

麻生財務大臣の発言「いつまで生きる・・」

2016-06-19 10:01:04 | 商店会長のコメント

16日に戸塚第一小学校で開催していただいた講演会で
話を聞いてくれた小学生が「地域、地元に対して僕は何を
すればいいのだ」という発言が出ているそうです。

「免疫の無い子に安井さんの話は刺激が・・」と言われて
います。決して危険思想を叫んだ訳ではないので御安心
下さい。「動かなきゃ」という思いが伝わり、満足です。

麻生財務大臣が自民党の集まりで発言された内容が問題
になっているようですが言葉使いの善し悪しを別にすれば
財務大臣としては至極当然の発言のように聞こえました。

「個人資産を使ってくれないと経済は活性化しない」と言い
たいところをあの方特有のサービス精神であの様な発言
されたのだと思います。大富豪の品の良さをわざと捨て
去った、品の悪い発言はいつもの事です。

ただ発言の本質には若干異論が有ります。質素倹約が
美徳とされ、無駄なものは買わないという生活をされてきた
高齢者の方に買いたくなる物、受けたいサービスを開発
する事に重点を置いた発言をして欲しかったと思います。

従前から
「団塊の世代の消費スイッチを押すのは孫パワー」
「高齢者の望むものは美と健康」
「還暦過ぎても親にとっては娘で息子」
と申し上げて来ました。

財布に入りきらないほどの資産をお持ちのお客様がどこに
居るのか、何を望んでいるのかが分かっていながら、そこに
ターゲットを絞り踏み出さない商業者の勇気の無さが原因
だと思います。

勇気を持たせるのが政治であるなら、補助金、交付金を
全廃しても現在の金融体制をモラルハザードが起こらない
範囲で再チャレンジが行えるシステムを構築すべきです。

例えば借入金100万円以上は100年ローンへの付け替え
等に変えられるアイデアを具現化して欲しいと思います。
事業が失敗すると人間性まで否定する現在の状況では勇気
を持つことは望めません。

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