憲法調査会に与党側の参考人として呼ばれた大学教授が予想外の
質問を受けて答えた発言内容が大きく取り上げられています。憲法
学者としてこの答弁内容は当然だと私は考えます。
本来は憲法を改正して集団的自衛権行使を認める事が重要なので、
決して解釈で過去の発言を変えてはいけないのです。
ただ中国、北朝鮮などのように武力による恫喝のような外交を目の
当たりにすると「国民の生命と財産を守る」ことが最大の責務である
国会議員は憲法解釈の変更に手を付けなければならなかったのです。
共産党の「海外で戦争が出来ない国にする」ことを法律で決めて
しまっては抑止力にならない事は明白です。
現実にフィリピンでアメリカの空軍基地がフィリピンの国民投票で
国外に移管されたところから南シナ海での中国との衝突が起こり
ました。急がなければ日本も同じような状況に、と思った所が「数を
頼みにした傲慢な政局運営」に見えてしまいました。
戦争に対しての抑止力を高めながら決して戦争をしないためには
どの様にするのが良いのか、「戦争をしてはいけない」という一点は
全員一致の目標地点です。正確な情報の下で議論を積み重ねて
いかなければなりません。
過去に例のない判断を下すのです、現政府が冷静に議論する場を
要望する姿勢こそが「傲慢」という風評を払しょく出来ます。