レンタルDVDで『ロブスター』(ヨルゴス・ランティモス監督、2015年)を観た。
近未来の話。
犬に変えられてしまった兄を連れたデヴィッドは、ホテルに収容される。
理由は、妻と別れたデヴィッドは独身者だから。
そこでは、独身者は45日間以内にパートナーができなければ動物に変えられてしまう。
それが達成できなかった時、何の動物になりたいかと聞かれたデヴィッドは、百年ほど永らえて静かに暮らせる“ロブスター”がいいと言う。
ホテルでは、カップルを作るための教育やダンスパーティも催される。
そして、森での“人間狩り”で獲物を獲得すれば、一人に付き一日、滞在日数を増やすことができ動物にされる日数も延びる。
日は刻々と過ぎていき、焦るデヴィッドは、“心のない女”をターゲットにし、漸く彼女とカップルを成立させた。
しかしその夜、無残にも、愛する“兄”を“心のない女”に蹴り殺されてしまう。
それを見たデヴィッドは、激怒し、メイドの手助けでこの“心のない女”を麻酔銃で眠らせ動物に変えてしまう。
そして彼は、ホテルから森へ逃亡し・・・
その森は“独身者たち”の暮らす場所。
そこでは、一生独身でいられるが、恋愛はご法度のルールがある。
デヴィッドは、この森で“近視の女”と出会い、まずいことに彼女に恋してしまう。
二人は、恋していることが指導者の女にばれないように、サインで会話を交わす。
皮肉な設定になっている。
動物に変えられないために、あれ程、相手を見つけるのに苦労したデヴィッドが、森でいとも簡単に恋に落ちる。
ブラックユーモアなんだけど、登場人物がみんな真面目に事を運ぶので、笑うのが不謹慎みたいな映画。
だから、気軽に観たいのに、こちらも真面目な気持ちで観なきゃいけないのかな、と襟を正す。
そこに、妙に愛着も湧いてきて、何とも不思議な感じな作品である。
なぜか癖になりそう。
森には、動物や鳥たちがあちこちにいたりする。
あれらはみんな、元人間なんだなと変な感慨を催す。
やっぱり、何となく変わった映画だった。
近未来の話。
犬に変えられてしまった兄を連れたデヴィッドは、ホテルに収容される。
理由は、妻と別れたデヴィッドは独身者だから。
そこでは、独身者は45日間以内にパートナーができなければ動物に変えられてしまう。
それが達成できなかった時、何の動物になりたいかと聞かれたデヴィッドは、百年ほど永らえて静かに暮らせる“ロブスター”がいいと言う。
ホテルでは、カップルを作るための教育やダンスパーティも催される。
そして、森での“人間狩り”で獲物を獲得すれば、一人に付き一日、滞在日数を増やすことができ動物にされる日数も延びる。
日は刻々と過ぎていき、焦るデヴィッドは、“心のない女”をターゲットにし、漸く彼女とカップルを成立させた。
しかしその夜、無残にも、愛する“兄”を“心のない女”に蹴り殺されてしまう。
それを見たデヴィッドは、激怒し、メイドの手助けでこの“心のない女”を麻酔銃で眠らせ動物に変えてしまう。
そして彼は、ホテルから森へ逃亡し・・・
その森は“独身者たち”の暮らす場所。
そこでは、一生独身でいられるが、恋愛はご法度のルールがある。
デヴィッドは、この森で“近視の女”と出会い、まずいことに彼女に恋してしまう。
二人は、恋していることが指導者の女にばれないように、サインで会話を交わす。
皮肉な設定になっている。
動物に変えられないために、あれ程、相手を見つけるのに苦労したデヴィッドが、森でいとも簡単に恋に落ちる。
ブラックユーモアなんだけど、登場人物がみんな真面目に事を運ぶので、笑うのが不謹慎みたいな映画。
だから、気軽に観たいのに、こちらも真面目な気持ちで観なきゃいけないのかな、と襟を正す。
そこに、妙に愛着も湧いてきて、何とも不思議な感じな作品である。
なぜか癖になりそう。
森には、動物や鳥たちがあちこちにいたりする。
あれらはみんな、元人間なんだなと変な感慨を催す。
やっぱり、何となく変わった映画だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます