待ちに待った「対人稽古自粛」解除が全剣連より発表されました。
6月10日より条件付きで対人稽古が再開されます。
解除の発表と同時に示された「対人稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」にその再開の条件が書かれています。
5月25日に「感染(飛沫の飛散)を防止する用具の開発」、検証中と発表があり、ワタシも購入した「剣道マスク」のような用具が必須になるのかな~と勝手に想像していたわけですが、その実態もこのガイドラインのなかで明らかにされました。
このガイドライン読んでみて、なるほどそうだよな~と納得できる部分、ん~これどうしたらいいんだろうと悩んでしまう部分。
さまざまありますが、今日はずっと気がかりだった「感染防止の用具」について書きたいと思います。
まず、私が購入した透明のアクリル板のようなモノ。
これはこのガイドラインの中では「シールド」というものになるようです。
ではこのシールドがあれば対人稽古をしていいのか?
実はこのシールドだけでは不十分なようです。
「強く推奨」という表現がされていますが、必須ではないようです。
ではどんな用具があれば十分なのか?
ガイドラインには「必ずマスク(面マスク)を着用する」と示されました。
「面マスクは、呼吸障害を起こさないようにするため、通気性のあるものや、顎の部分を締め付けないもので吐息が下部と側方に逃げるものが望ましい。なお、密閉性の高い医療用マスクは避ける。」
簡単に言うと医療用マスク以外のマスクを着けないとダメ。
そのマスクは①また②のような特性を持っているとなお良い!ということのようです。
①通気性のあるマスク
②吐く息が下か横に逃げるマスク
ガイドラインに面マスクの一例が示されていました。
下記URLの別添1
https://www.kendo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/06/guidelines_for_prevention_of_expamded_infection.pdf
当初ガイドラインを読んだ時には、
「コレ、面つけたら通気性なくなるんじゃ、、、汗で濡れたらもっと、、、?子供にこれ着けて稽古させて大丈夫?」
と不安になりましたが、口元に空間つくるようにすれば行けるのかも、やってみないと分からないし、あくまで一例だから、と他のマスクと合わせて実際に着けてみることにしました。
以下、すべて個人の感想ですので、ご参考まで。
【1.全剣連スタイル(簡易版)】
全剣連の例示とは縦横が逆だし、紐を縫い付けたわけでもないので「簡易版」としましたが、ま~同じようなものでしょう。
面を着けない状態では横や下への空気の流れは抜群です。
面を着けるとやはり、横や下への空気の抜けはふさがれますが、生地の通気性も悪くはないのでま~大丈夫かな?
しかし、その状態でマスクを濡らしてみると、生地の通気性は低下。口や鼻に生地が貼りつくとこれは若干つらいかも。
でもこれは面を着ける時にマスクの生地が口や鼻に密着しないよう空間を持たせるようにすると随分改善されます。
ただ、空間を持たせるように面を着けるのはちょっと苦労するかも。特に子供には。
【2.冷感タオル】
水に濡らして首に巻いたりするとヒンヤリするタオルです。
タオルの角にリボンみたいなもの縫い付けて合って、そこにタオルの反対側の生地を通して顔に巻き付けることができるようになっています。
が、これは生地のチョイスが悪かったです。通気性ゼロorz
面を着ける時に全剣連スタイルと同様、口や鼻に密着しないよう空間をつくればなんとかなりそうですが、間違って口や鼻に貼りついたらパニックでしょうね(^-^;
冷感タオルでも通気性のある生地のものはあるかもしれないのでそれはまたみつけたら試してみたいと思います。
【3.横着スタイル】
Twitterで披露されている方がいらっしゃいました。
これはマスクなのかどうかちょっとわかりませんが(^-^;
これで許してもらえるなら私もこれがいいかも。
必要なもの、手ぬぐい。以上。
手ぬぐいを面の内輪にいい感じに差し込むだけ。
めちゃくちゃ簡単で着けた感想は全剣連スタイルとほぼ同じですが、顔に巻き付けるわけじゃないので通気性は向上します!
※6/24の全剣連の通達により、面に装着するタイプはNGのようです。
http://www.aichi-kendo.jp/pdf/gaidorainmasuku.pdf
【4.陸上スタイル】
姪っ子が陸上やってて、妹夫婦から教えてもらいました。
先日姪っ子が陸上教室に行ったとき、先生はみんなこのスタイルだったそうです。
Youtubeでさがしてみました↓
https://www.youtube.com/watch?v=oE71IHfbNBE
自分で作ったのがコレです↓
簡単でした(^^♪
動画では顎の部分を切ってましたが、ワタシ横着なので切りません。なのでスケキヨになってしまいました(^-^;
そして通気性は最強!
水に濡らしても、乾燥した手ぬぐいと同じくらいかな~そして速乾素材なのですぐ乾くし!
ただ動画でもおっしゃってましたが、陸上やる人は大会に出ると速乾素材のTシャツをもらえるようなので使わないTシャツがたくさんあるそうですが、剣道の人は普通余るほどは持ってないですよね?
剣道の人が大会出てもらえるのは手ぬぐい(笑)
使わないものを再利用する発想は全剣連スタイルと同じ。もしかして陸上スタイルを参考にしたんですかね~!?
もう一度、面マスクの定義を見返してみると、
「面マスクは、呼吸障害を起こさないようにするため、通気性のあるものや、顎の部分を締め付けないもので吐息が下部と側方に逃げるものが望ましい。なお、密閉性の高い医療用マスクは避ける。」
(医療用マスク以外のマスクを着けないとダメ)
結局医療用以外のマスクだったら何でもいいんですよね?
ガイドラインに沿って稽古を開始していくには他にも多くの課題があって悩ましいですが、この面マスク、「何でもいい」と言われると考えるのが楽しくなってきますね。ワタシだけでしょうか?稽古始まったとき、みんながどんなマスクを持ってくるかも楽しみです(^^)
私のブログで、こちらの記事を紹介させていただきましたので、ご確認くださいますと幸いです。
http://yamanekokeita.seesaa.net/article/475510671.html
私も「手ぬぐいの面マスク」はどうも、すごく暑そうで気が進みませんで…、
なんかもっといいものはないだろうか?と感じています。
陸上スタイル、いいかもしれないですね。
ブログでのご紹介ありがとうございます。はなずきんさんのブログよく拝見しています。私も時々行く程度ですが山が好きで、はなずきんさんの富士山の話題も楽しく拝見させて頂いています。
面マスク、ワタシも陸上スタイルかな〜と思っています。
後ほどまたブログ読ませて頂きます🙇♂️