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今週の後半は研究会・講習会が続き、一年で一番暑い季節を東奔西走した。冒頭はその折に、各停電車待ちの間に中央線、四ツ谷駅ホームから撮影した写真である。赤と黒と緑のコントラストが美しい、妙に心惹かれた造形であった。出席したのは、7月9日(木)は第2回「耳管開放症研究会」(東京)、7月11日(土)平成27年度 第一回「総合診断力向上講座」(京都)、次いで7月12日(日)シダトレン勉強会「シダトレンによる舌下免疫療法の実際」(京都)である。それぞれの会場では、各領域の知り合いの先生方に何度もお会いした。本年度より専門医の新制度が始まったが、今さら新たな制度改正で改めて尻を叩かれずとも、若い頃からの習慣なのか、医師は何かを新たに勉強してゆくことが結構好きなのである。診断基準、検査方法、治療手技等々が日進月歩の変遷を遂げて行く中で、生涯学習を続けてゆかねば到底勤まらない職業であることは言うまでもない。