北陸大野は重たい湿雪が降る地域ですが、この前の雪は特に重たく、一度に多く降った。
この雪で桜が大きな被害が出ました。
枝が折れるだけならまだしも、幹ごと折れた木もあり被害は深刻です。
私が桜を植えるときに、年配の方から言われて事がありました。
「ここは20年に一度くらい大雪が降る、38年、56年等々、
この雪でやっと大きくなった木がやられてしまう」
私にこの事を話した方も梅の栽培をしていて56豪雪で
せっかく実がなるように木がやられ、梅栽培をあきらめた。
その人も梅の木を植えるときに村の長老から同じようなことを言われたと話していた。
雪国でモノを育てることの大変さ、難しさが身に染みて実感する12月でした。
これから多くの花が楽しめるという時、
自然は容赦はしてくれません。桜はまた時間が経てば新しい芽をだし、
枝を伸ばして花を付けるようになるでしょう。
その前に人が凹んでしまいます。
山に植えたエドヒガン桜はまだ見ていませんが、
大丈夫であって欲しいと願う気持ちでいっぱいです。